こんにちは!
ナビゲーターの藍です!
前回の記事で、自作自演プログラムについてご紹介しました。
このプログラムは、「自分が苦しむことを目的に作ったプログラム」です。
成長過程で、自我が作ったもですが、なぜ自分でわざわざ苦しむようなプログラムを作ったと思いますか?
ここが自作自演プログラムの最大の疑問です。
この疑問さえ解ければ、自分の心は愛に包まれていた…ということが分かります。
そしてこの自作自演プログラムの解除方法もご紹介します。
自作自演プログラムは、自分を不幸な方向へと導いてしまうもの。
でも解除できれば、苦しみが消え、人生までも劇的に変えることができるんです。
私の例をあげて、わかりやすく説明していきますね。
自分は苦しまなきゃ生きていけないという思い込み
赤ちゃんの頃はありのままの姿。
本来の自分です。
不快なことは不快と、本音を言えるナチュラルな状態ですよね。
だからより小さいうちは、心に思ってることがそのまま言葉で出ます。
でもね、そのありのままの状態って、現代社会ととても馴染みが悪いんです。
例えば体臭がする人に、「あの人くさい!」なんて言ったら、トラブルになるわけです。
学校も行きたくないけど行くと言うルールが普通…行きたくない!ってワガママは通らない状況です。
だから親は、子供にこの世界で生きるための社会通念を教えます。
ただ、「教える」時に親のほとんどは、「怒る」「脅す」「怒鳴る」「叩く」「否定する」という行動をします。
それが悪いわけではありません。
親自身も自分の親からそのように教えられたからです。
ナビゲーターもまさにそんな親に育てられました。
私は好奇心旺盛で自由で衝動的でした。
親との相性が悪く、あるがままの私は、親のイライラの種でした。
でもね、「親とうまくいかない」この状態って、子供の脅威になるんです。
幼少期はまだ子供一人の力では生き抜けず、親に依存します。
それなのに、親に嫌われたり見捨てられたら、命の危機!
子供は、ありのままの自分が親に嫌がられるなら、ありのままの自分でいてはいけない。
本音は我慢しないと命が危ないって思い込むんです。
そのため、本音を心の底に沈め、蓋をします。
無意識の下の方に沈めて、なるべく出てこないようにするんですね。
「本当はこうやりたい」という気持ち。
でもね、たとえ下の方に沈めても、ありのままの自分はやっぱり存在するんです。
それを無理矢理抑えるために
本音を我慢しなさい
自分を否定しなさい
自分をだめなやつと思いなさい
自分を汚いやつと思いなさい
自分の価値観を否定する人と付き合いなさい
これらの命令が綿密に組み込まれた、「苦しみのプログラム」を作り上げます。
私は生き残るために、このプログラムを作動し続けなければいけません。
あるがままの自分ではダメだから、苦しみ続けないといけない。
苦しみを感じるうちは、生き残ることができる。
だから、どんなことがあっても、自分が楽になる方を選んじゃダメ。
楽になる選択肢はスコトーマ(盲点)にして、苦しみを感じ続けます。
自己否定感を常に感じ続けるように、プログラムは作動を続けます。
だから、自己否定を常に感じるという目的を達成するために、自分で問題を作り続けないといけない。
悩み続けないといけない。
この自作自演をずっと続けないと、私は生き残れないんだと、そう心に固く信じて。
これがあるがままの自分(自己)を心の底へ追いやり、自我と自我が作ったプログラムが自分の中心になるプロセスです。
自作自演プログラムの解除方法
この自作自演プログラムは、思い込みとかブロックとか、いろんな言い方がありますが、人によってどんなプログラムか異なりますし、抱えてる数も違います。
簡単に解除されるものもあれば、私のように強固なセキュリティに守られたものもある。
幼い時に感じた恐怖や不安にも比例しますが、その人の特性によってより強固なプログラムになることがあります。
そしてその解除キーは、自分でも忘れます。
なぜなら、自分で気づいてセキュリティを解除してしまうと、命が守れなくなるって思い込んでるから。
自我はどうにかして答えにたどり着かないように、巧妙に隠すんです。
でもね、このプログラムに隠されたありのままの自分(自己)も負けていません。
自己も「私に気づいて!!」とシグナルを送ってきます。
そのシグナルが自作自演プログラムを解除するカギ。
それは全部で3つあります。
1つ目は、感情。
それも、怒り、悲しみ、憎しみ、イライラ、自己否定、無価値感、罪悪感といった、
ネガティブな感情が、自作自演プログラムが発動してることを教えるシグナル
です。
自作自演プログラムは、ありのままの自分の考えとは異なるので、「それは違うよ!!」ってネガティブな感情(不快感)が出てくるんです。
私の場合は、怒りやイライラの感情がだいぶ減ったので、モヤモヤ感で教えてくれました。
「こんなこと考える自分は、まだ汚いんだ…」
そう思うたび、モヤモヤとしていました。
プログラム解除のカギの2つ目は、
「やりたいけどできない」
「やりたくないけどやらなきゃいけない」
という葛藤。
やりたい(自己)と、できない(自我)。
やりたくない(自己)と、やらなきゃいけない(自我)。
この2つの考えがぶつかって、葛藤が発生するんです。
例えば、「自己否定したくないのに、なぜかいつも自己否定をしてしまう。」
ここまでハッキリわかっていれば、「自己否定プログラム」の存在が判明します。
葛藤は「ありのままのあなたとはズレたプログラムがありますよ!」というお知らせなんです。
そしてプログラム解除のカギ、3つ目は
「自分が何度も思う自己否定の言葉」もしくは
「自分が異様に反応する言葉」です。
私は、「自分は汚い部分があるんじゃないか」って思っていました。
その時、陽コーチに「綺麗な考えをお持ちですよ。」と言われて、異様に反応したんです。
汚いと綺麗は実は表裏一体。
陰と陽です。
人間には当たり前ですが、汚い部分と綺麗な部分があるのは当然。
でも私は、
「自分の汚い部分だけに焦点を当てていた」
「自分の綺麗な部分をわざと見ないようにしていた」
あえて自分を汚して、あえて綺麗な部分は無視してたんです。
あまりにも不自然ですよね?
そのように綿密に組まれたプログラムだったんです。
でも、言葉の持つ「陰と陽」に気づいた時、プログラムは解除されました。
私はIさんとの件でずっとモヤモヤしてましたが、Iさんは全く関係なく、自作自演プログラムが作動することにモヤモヤしてたんです。
プログラムに気づいた途端、解除されます。
自作自演プログラムとは、自分にかけた催眠プログラムなので、かけたと同時に忘れ、気づいたと同時に催眠状態から覚めます。
プログラムが解除されて初めて、今までとは違う選択肢を選べるようになるのです。
でもこのプログラム…あなたへの愛で作られたことが分かりますか。
小さな自分が組んだ愛の生き残りプログラム
私が今回解除した自作自演プログラムは、人生の約半分近く作動し続けてました。
なぜこんなにも解除が難しいプログラムを、幼い自分は組んでしまったのか。
そしてなぜこんなにもたくさんのプログラムを組んでしまったのか……。
その全ては、自分の命を守るため。
小さいときの自分は、この世界で生き残るために、ただただ必死に、たくさんのプログラム、解除が難しいプログラムを組んだんです。
成長過程で手放せるものもあれば、今回のように人生の半分近く付き合うプログラムもある。
もちろん大人になった自分には「邪魔だ」としか思えないポンコツプログラムばかりです。
でもその全ては、自分への愛から始まってる。
そう思うと、必死にプログラムを組んでくれた幼いときの自分に、ありがとう……なんですよね。
そして幼い自分は、この古いプログラムであなたを守りながら、同時に今のあなたが、このプログラムに気づいてくれることを待ってるんです。
「あなたが自分の命を守れるくらい強くなったら、このプログラムを解除するから。」
そう思って、あなたの目覚めをずっと待ち続けています。
小さいあなたが、今もなお、あなたを守り続けている。
その重荷から解放してあげましょう。
幼い時に作った生き残りのプログラム…。
新たに自己受容プログラムが作られ始めると、幼いときの自分との統合が始まります。
ありのままの自分と、今の自分。
幼い自分と、今の自分。
その統合と調和が始まって、本当のあなたらしさが花開きます。
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