こんにちは！
ナビゲーターの藍です。
落ち着いているときには、「もう怒らないようにしよう」って思いますよね。
でも、いざ頭に血が上ったとき…あっという間に怒りの感情に支配され、コントロールが不能になります。
私も数年前はそうでした…！
我を忘れて怒って収まらず、「ヒステリー」を起こしてる状態でした。
※この記事でのヒステリーという用語は、精神病質ではなく、興奮してコントロールできない激しい怒りとしてご紹介しています。
これはわかります…💦💦
いったん強烈なヒステリーが起こると、「落ち着かなきゃ。」と思っても、無理なんです…。
怒りは強いエネルギーだから、いったんヒステリーを起こすと、どんな人でも鎮火するのは難しくなるよ。
ただね、完全にコントロールできないわけではないんだ。
それこそ、気が狂わんばかりの怒りも、鎮火できる強力メソッドがあるよ。
一度ヒステリーを起こすと、泣いたり叫んだり、自分でも感情の収拾がつかなくなります。
でも、あとで自分の行いを後悔して自己嫌悪に陥ってませんか？
できればヒステリックな癖はやめたいですよね。
「自分はヒステリーを起こしやすい性格だから…」
と諦めなくて大丈夫！
実はヒステリーって抑えていくこともできるんですよ。
反対に、ヒステリーを放置したままでいると、
身近な人を傷つけ、最終的に離婚や別離…
なんて悲しい結末になりかねません。
ですからぜひ、「自分は我を忘れて怒ってるな…」と思う方は、今回の記事を読んでみてくださいね。
もくじ
ヒステリックなときに深呼吸は意味がない？
あなたは一度くらい聞いたことがありませんか？
「ムカッときたら、まずはゆっくり深呼吸しましょう。」
なんて対処法を。
藍さんも聞いたことはある？
あります、あります！よく聞きますね…。
でもコーチ、怒っているときって深呼吸する余裕すらないんです…。
そうなんだよ。
実は怒りの感情が出ているときは、ノルアドレナリンという闘争ホルモンが分泌されてるんだ。
このホルモンが分泌されると、血圧が上がって呼吸も早くなる…。
そんな状態のときにゆっくり深呼吸をしようとしても、無駄なんだよ…。
確かに深呼吸は気持ちが落ち着くけど、怒っているときは呼吸する余裕すらない。
だからちょっと使いづらい対処法かもしれないね。
他にも怒りの対処法として
「相手にも言い分があると考えてみる」
「自分の気持ちを冷静に伝える」
といった思考を切り替える方法もあります。
でも残念ながら、怒って余裕がないときには思考の切り替えは不可能です。
つまり「怒っているまさにその時」には全く効果がありません。
怒ってるときは、逆に、
「あいつはなんでいつも俺がムカつくことをするんだ！〇〇するなんて俺を馬鹿にしてるんだ！」
「私はいつも頑張ってるのに、ワガママばっかり言って！なんで私のつらい気持ちをわからないのよ！」
こんな思考でいっぱい！
そんな怒りの思考に支配されるから、ヒステリーが止まらないのです。
まずはその怒りを、次でご紹介する方法で、一気に鎮静化させましょう。
気が狂いそうな怒りを一瞬で消す強力メソッド
怒鳴ったり、泣いたり、叫んだり、ものを投げたり…。
こんなふうに激しく怒っているときには、思考は怒りで支配されています。
「あいつがこんなことをしたから、俺はキレてるんだ！」
怒っている相手（もしくは出来事や物）に意識が集中しているので、ヒステリーを止められません。
怒りの思考が無限に湧いてきて、ずっと自分で火に油を注ぎ続けてる状態。
ヒステリックな大爆発が続いてしまいます。
そんな時に有効なのは、思考停止法。
怒りが湧いてきたときに、その怒りの思考を瞬時にストップさせる思考停止法。
これが、ヒステリーを抑える最も有効で、強力なメソッドになります。
しかし人間は常に考え続ける生き物ですから、「はい、怒りの思考をストップ」と言われても、急に考えることを止めることはできません。
そこで、人間なら誰しも使える「イメージの力」を使います。
このイメージの力を借りると、誰でも怒りの感情から気をそらすことが可能なんです！！
それでは、怒りの思考から瞬時に意識をそらす、イメージを使った思考停止法の一例をご紹介しますね。
動画のほうが分かりやすい方は、下記の音声動画を御覧ください⇓
怒りの感情を体から出す
イメージしてください。
怒りの感情を丸い球（色はなんでも可）にして、体の外に出します。
その球がシャボン玉のように、空に昇っていきます。
怒りの感情が出るごとに体から球を出し、そのすべては空に昇っていきます。
そして空から暖かい光が降り注ぎ、その球は水蒸気のようにシュワーっと消えていきます。
コーヒーで真っ黒に…
イメージしてください。
怒りの感情や思考が浮かんで来たら、そこに一気に「バシャッ！！」っとコーヒーをかけましょう。
怒りの言葉もコーヒーで真っ黒に染まって、何も見えません。
すべて真っ黒です！！
怒りの感情や言葉が出てきたら、その都度、コーヒーを勢いよくかけていきます。
巨大なゴミ箱に捨てる
イメージしてください。
怒りの感情が湧いてきたら、その怒りを体から出し、紙のようにくちゃくちゃに丸めます。
その丸めたものを巨大なゴミ箱にポイっと捨てましょう。
たくさんあったらどんどん捨てていきましょう。
やがて、空からゴミ収集車が下りてきて、その巨大なゴミ箱の中身をすべて持っていってゴミ箱は空になります。
真っ白な紙を広げる
イメージしてください。
怒りの感情や言葉が浮かんで来たら、頭の中に大きくて真っ白な紙をイメージして、その紙を一気に広げましょう。
怒りの感情も言葉も、真っ白の紙が広がって、何も見えなくなります。
すべて真っ白です！！
怒りを一瞬で消す強力メソッドのポイント
先ほどご紹介した通り、このメソッドは「イメージする」ということが最大のポイントです。
もちろん一例でご紹介したイメージ以外でも、ご自分でしっくりくるイメージがあれば、それを選んでいただいて大丈夫です。
頭の中の思考を、消しゴムで消していく…なんてイメージでもいいですよね。
このイメージとして大切なのは、「強烈な色」や「動き」です。
- シャボン玉のように、空に昇って
- 一気に「バシャッ！！」っとコーヒーをかけ
- 紙のようにくちゃくちゃに
- 頭の中に大きくて真っ白な紙をイメージして、その紙を一気に広げ
このような強烈な色、形、そして動きのイメージは、怒りの思考を緊急停止する力があります。
怒りの思考やイメージを、強烈なイメージで吹き飛ばす…という感じですね。
逆に、
「怒らないようにしよう」
「相手のよいところをみよう」
「怒りが落ち着くまで時間を数えよう」
このような思考は、落ちついているときには有効ですが、怒っているときは怒りの思考のほうがずっと強いので全く歯が立ちません。
それどころか、落ち着いてから
「ああ、またヒステリックになっちゃった…。相手の良いところを見なくちゃいけないのに…！！」
と、自己嫌悪に陥ってしまいます。
「わかっているけど、できない」そんなストレスが加わるので、さらにヒステリーがひどくなるリスクも有るのです。
それよりもこのようなイメージで、怒りの思考を吹き飛ばす、緊急停止させる方法を試してみてください。
私もヒステリーが頻繁に起こっていたときに、この怒りを一瞬で消す強力メソッドを行って、日常的なイライラが一気に減りました！
イライラが減ったので、ヒステリーのような大爆発までいかなくなったんです！
このイメージはトレーニングと一緒で、怒りが爆発した時以外でも、ぜひぜひ実践してください。
例えばちょっとイラっとしたときに、その怒りをすかさず白い球にして体から出し、空に昇らせる。
私はイライラがひどかった初めのうちは、この白い球を、起きている間中ずっと上げ続けていました。
そうすると怒りが蓄積されなくなって、本当に久しぶりに、良い気分を味わうことができたんです。
このメソッドはかなり強力で、1日中取り組むことで、怒りの思考が蓄積されなくなります。
そして毎日繰り返すと、徐々に怒りの沸点が下がってきますので、特にはじめのうちは絶えず行うようにしてください。
また、イメージすることが難しいと感じる方は、まずは目を閉じて行ってみてくださいね。
余計な視覚情報が無くなると、イメージがしやすくなりますよ。
そのヒステリーはあなたそのものではない
突然ヒステリーを起こしたり、キレてしまった時には、自分でも落ち込んでしまいますよね。
でも覚えておいてほしいのは、
「そのヒステリーはあなたそのものではない」
ということです。
今もしもあなたが怒りで気が狂いそうになっていたとしても、その怒りはあなたではない…つまりあなたがコントロール可能なものです。
怒りに支配されているときには、まるで自分が怒りそのもののような気分になるものです。
「私はヒステリーな性格だから…」
そう思い込んでしまうかもしれませんが、それは間違いです。
今までは、ただ怒りのコントロール方法を知らなかっただけです。
もしもあなたが今このときにも怒りに支配され、そして苦しんでいたとしても、それはいつまでも続くものではありません。
今回ご紹介したメソッドを毎日行うだけで、あなたの怒りはコントロール可能な領域にまで減少していきます。
そのくらい強力なメソッドになりますので、ぜひ日常的に行ってみてください。
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