こんにちは!
ナビゲーターの藍です!
「叶えたい願いを強く願えば叶う!」
「あなたの思考がすべて現実になるので、常にポジティブでいましょう!」
引き寄せの法則が知られるようになって、何年も経ちますよね。
「シークレット」や「ザ・キー」は書籍化されると飛ぶように売れ、その驚きの内容は世界に衝撃を与えました。
本を読んだり映画を見ると、すごくワクワクしますよね。
実際に「私も明るい未来を引き寄せたい!」と実践した方も多いと思います。
でもね、ぶっちゃけ思いませんでしたか?
「引き寄せの法則をしたけど、全く引き寄せが発動しないんだけど…」
「嫌なことばっかり引き寄せられるんですけど…」
きっと実践した方のほとんどは、引き寄せの法則の真実を知らないので、こう思われるでしょう。
ただね、実はこれは間違いです。
引き寄せの法則はほぼ一人として例外なく、現実化されているんです。
引き寄せの法則をしていない人でも、日常的に引き寄せを現実化してます!
ではなぜ、あなたの望む現実が、いつまで待っても訪れないのか…?!
その謎について、今回はご紹介していきますね。
もくじ
引き寄せの法則は誰でも毎日行っているという衝撃の事実!
引き寄せの法則って簡単に言うと
「自分が願った出来事や人を引き寄せる」
という法則のことです。
確かに「ラッキーを引き寄せる」と意識する人もいますが、
でも実は引き寄せの法則を全く意識していない人でも、日々引き寄せの法則を実践しているんです。
つまり、誰でも引き寄せ力があるってこと!なんです。
その事実は、脳科学からご説明していきます。
脳科学から引き寄せの法則を説明!
人はぼんやりしている状態でも、実はそのすべての情報を五感から取り込んでいます。
それこそ外の看板の文字や色や形、すれ違う人の顔や服装や様子、空や木々や風景、肌に触る感触や漂う匂い、耳に入ってくる雑多な音…。
一瞬外に出ただけでも、膨大な量の情報が流れ込んでいるんですね。
しかしその五感情報のすべてを認識して記憶するには、脳は大変なエネルギーとメモリーが必要になります。
でもそんなことは、すっごく非効率。
そんなときに働く機能がRAS(網様体賦活系)という情報処理システムです。
RASは(レティキュラー・アクティベイティング・システム(Reticular activating system)のこと。
この機能は、あなたが目から取り込んだ情報の中から、特に重要だと思う情報だけをより分けるフィルターの役割があります。
RASを通過した情報だけが認識されてときに記憶され、通過しなかった情報はすり抜けていきます。
つまりですね、このRASを通過するような情報だけが、自分の手元に残るんです。
それ以外の情報は、スコトーマ(心理的盲点)といって、RASを通過できない=認識できない情報になってしまいます。
認識できないので、その情報はあなたにとって、「無いもの」として処理されます。
ここが重要なのは、例えば常にネガティブな気持ちを持つ人は、脳がネガティブ情報を重要と判断します。
そしてネガティブ情報をRASで通過して、より多くの情報を集めてしまうのです。
「一所懸命に頑張ってるのに、嫌なことばっかり起きる!!」
という人は、いつも「嫌なこと」に焦点があたって、その部分だけ集中してピックアップしています。
さらに嫌なことにばかり焦点を当てるので、自分の性格を変える方法や、周囲とのコミュニケーションを円滑にする情報などに、あえて目を向けていません(スコトーマ)。
人間関係を良くする方法はたくさんあるのに、あえてその情報は見ないように脳が処理をしちゃっているんです。
この状態だと、自分の思考を変えない限り、「嫌なこと」が起き続けますよね。
人の脳にはこのRASがあるので、
誰でも、脳が重要だと判断する情報(現実)を常に引き寄せ(集め)、その情報をもとに行動している
ということなんです。
これが脳科学から説明した、引き寄せの法則の衝撃の事実。
だから誰でも日常的に引き寄せの法則を発動してるので、効果がないわけではないんです。
引き寄せが言う「ポジティブになりましょう」の意味
自分が常に考えることを脳は重要だと判断して、それに関連する情報をRASを通して記憶していく…。
これは日常生活を滞りなく起こる上での、脳の自然な最適化の機能ですが、先程言ったとおり、ネガティブな人はネガティブな情報ばかりが集まってしまいます。
だから引き寄せの法則では、
「ポジティブな出来事に目を向けましょう!」
「ラッキーなことを引き寄せましょう!」
と呼びかけているのです。
脳がラッキーな情報を重要と判断すれば、ラッキーな情報を率先して集めるようになるからです。
「引き寄せの法則で、アファメーションをしたり、ポジティブな言葉を使っています!それでも現実がネガティブなままで変わらないんです!」
そう…。
引き寄せの法則を知った人が、
- 人に感謝をする
- ポジティブな思考でいる
- アファメーションを毎日行う
これらの行動をしているのに、目の前の現実が今までと全く変わらない…。
そんな「引き寄せが現実化しない!」という現実に直面しているんですね。
これにも実は、理由があるんです。
引き寄せの法則が現実化するための大原則とは?
実はね、引き寄せの法則を現実化させるには、もう一つ条件があります。
それは、『行動する』というステップ。
引き寄せたいことに意識を集中する+行動する
これが引き寄せの法則の大原則です。
たとえ周りに感謝したりポジティブ思考に変わっても、行動や選択が今までと変わらなければ、現実は結局変わりません。
ポジティブな思考になれば、ポジティブな情報が集まってきますので、それに合わせて自分の行動も、今までとは変えていく必要があるんですね。
「私はお金持ちになりました!」
と毎日宣言するだけではなく、収益アップするような行動をして初めて、お金持ちになるという現実が引き寄せられるんです。
引き寄せの法則を「願えば現実が変わる」というまるで魔法のように考える人もいます。
それも間違ってはいないのですが、
願ったような現実に合わせて自分の行動や選択が変わっていく
ということが結果的に、願う現実を引き寄せて、現実が変わっていくというカラクリです。
と言いつつ、実はRASを通る情報が変われば、自然と自分の行動や選択も変わってくるんです。
逆に言うと、ポジティブな現実を望んでいるのに、現実が変わらない人は、
そもそもRASの基準が『ネガティブ情報=重要』なままで、変化していない
という可能性が高いんです。
つまり見せかけだけのポジティブ、見せかけだけの感謝になっているってこと!
なんでこんなことになるのでしょうか。
RAS基準がポジティブに変わらない理由
「ポジティブな情報を重要」と判断すれば、RASがその情報を集中して集めてくれる…
はずが、集まってこない!!
これは何故かと言うと、どんなに自分で「ポジティブになる!」とか「人に感謝する」と宣言しても、心の奥底ではそう思っていない可能性があります。
「え?何言ってるの?!幸せを望んでいるに決まってるじゃない!」
いいえ、あなたが必死に引き寄せの法則を実践して行動しても、現実が全く変わらないとしたら…。
心の奥底…つまりあなたが自覚できない潜在意識では、全く違う望みを持っている可能性が高いのです。
その状態だと、RASはいつまでたっても、「不幸になる情報」ばかりを集めてしまいます。
「潜在意識だって、自分の意識でしょ?!それなのになんで、自分が不幸になることを望んでいるのよ?!」
さらにそんな疑問が浮かんできますよね。
それにもちゃんとした理由があるのです。
人によっては、自分が幸せになることを、無意識で避けちゃっていることがあるんです。
詳しくは以下の記事を御覧ください。
自己否定や罪悪感が強いかたは、「自分で望まない現実」を引き寄せ続けてしまうので、注意してくださいね。
・脳のRASにより情報の取捨選択をして、望むものを引き寄せている
・ラッキーな情報を重要と脳が判断すれば、ラッキーな出来事を引き寄せる
・引き寄せの法則が発動する条件は「意識を集中する+行動する」
・無意識層が幸せを望んでいなかったら、幸せは引き寄せられない
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