こんにちは。
ナビゲーターの藍です!
「やる気が出なくて、何もする気が起きない…」
「何でモチベーションが上がらないの?もしかして病気?」
こんな悩みを抱えていますか?
やる気満々で毎日楽しい!!
むしろ今は、こんな方のほうが、珍しいかもしれませんね。
確かに「やる気がどうしても起きない」って人は多いですけど、そんな人に対して「それは甘えだ!」という意見もありますよね。
やる気って気合で湧いてくるものではないからね。
やる気が起きない原因って、実はもっともっと根深いものである可能性があるんだよ。
「やる気が起きないなんて甘えだ!」
「それはやりたくないって言い訳だ!本気でやりたかったら、やるんだよ!」
果たしてそうでしょうか?
やる気が出ないことを、「甘え」だけで片付けてしまってよいのでしょうか?
まずは
そもそも自分はなぜやる気が出ないのか
その原因を知ることがとっても大切。
「やる気を出す」「モチベーションをあげる」のはその次。
原因が分かれば、「こうすればいいのか!」という対策も身につきます。
今回は、特に
「なぜあなたはやる気が起きないのか」
という根本原因について詳しく説明していきます。
この根本原因を知らないままだと、いくら「やる気スイッチを押す!」とか「やる気を出す方法」を実践しても、
やる気を長続きさせることはできません。
ですから、やる気が起きなくてつらい方は、しっかり記事をご覧くださいね。
もくじ
やる気が起きない理由は人それぞれだから、原因に着目しよう
やる気が起きない理由は、たくさんありますよね。
ザっとあげると以下の通り。
- 達成感を感じない、できて当たり前と思っている
- 目的意識がないため
- 一日中思考をしていて、意志力が減ってしまうから
- 自分を無意味な存在と思っている、コンプレックスが大きい
- 好きなことが見つからない
- できない理由を常に探してしまう
それぞれやる気が起きない、もっともな理由ですよね。
でもねこれらの理由を知っても、ほとんど意味がありません。
なぜなら、これらの理由はたった一つの原因から発生しているから。
その原因がもとで、あなたの心の内側から
- 無力感
- 無価値観
- 成功体験がないと感じる
- 夢中になれることが見つからない
- 人生の目的が見つからない
つまり、やる気が起きない…という感覚が生まれてくるのです。
ではその根本原因とは何か。
それを知ることがとても重要なんです。
やる気が起きない根本原因とは?秘密はあなたの幼少期にあった!
あなたはやる気の源が何であるかご存知でしょうか?
やる気の源…それは、
好奇心
そう、好奇心が「やる気の源」なんです。
好奇心とは
「なぜ?」「どうして?」
と様々な物事に疑問・関心を持つこと。
物事に好奇心を持って初めて人は、「知りたい!」「やろう!」「やってみよう!」という能動的な動機付け、つまりやる気が起こるのです。
つまりね…
好奇心がなくなると、やる気も起こらなくなる
ということなんです!
あなたが子供だった頃のことを思い出してみてください。
世の中は知らないことだらけ!
小さければ小さいほど、「なぜ??」という疑問が頭に沢山沢山浮かびます!
あなたも小さいときに、「なぜ?」「これは何だろう?」と思った時、心がワクワクしませんでしたか?
知りたくて知りたくて、たまらなかったんじゃないでしょうか?
そんな時の子どもって、目がすごくキラキラと輝いているんです。
まるで宝物を発見したような、そんな冒険者の目です。
この状態だと、脳に膨大な刺激が送られて、脳細胞同士が活発にネットワークを繋いでいきます。
「なぜ?」「どうして?」と疑問や好奇心を持つことで脳は刺激され、子どもは「知りたい!」と能動的に行動していきます。
ネットワークがつながるので、新しい発見も増えます。
そして、どれだけこの脳のネットワークを強化できるかが、その人の人生の成長を決めるカギになるのです。
ネットワークが強い人ほど、脳の情報処理速度が速くなるんですね。
つまり勉強も仕事も効率的にできるようになるんです。
しかもね、好奇心があると脳のネットワークも強化されていきますが、前向きに行動する力も育まれます。
なんせ「知りたい!」という欲求が強いので、「調べる」「分析する」「試す」「検討する」「他の方法を考える」そういった行動を「めんどくさい」とは感じずに実践できるんですね。
そして実践したり、詳しくなったりすると、その分野(例えば運動とか、楽器とか)に対して「好き!」という気持ちも生まれます。
自分が「好き!」と思えることをしているときは、「努力している」という感覚はなく、苦も無く続けることができるのです。
ということは、誰でも子どもの時には、好奇心を持っていたと思いますが、それって大人になったら誰でもなくなっていくんじゃないですか??
大人になっても
・物事に疑問を持って分析をする
・ワクワクする気持ちがある
・大人になっても夢を持っている
こんな好奇心を持つ人たちがいるんだ。
そして面白いことに成功者と言われる人は、こういった「好奇心」を子どもの時から変わらず持ち続けているんだよ。
好奇心は「やる気の源」。
だから、好奇心を持ち続けている大人は、やる気満々。
やる気が出ない人とは目標に向かって突き進むパワーが違うんだよ。
「好奇心を持ち続けられる人」と「好奇心が無くなってしまった人」の差ってなんですか??
やりたくないことをやり続けると、意欲が無くなっていく
幼いころは、溢れんばかりの好奇心でいっぱいだったあなた。
その好奇心は確かに大人になるにつれて落ち着いては来ますが、
「何事にも興味が持てない」
「何に対してもやる気が起きない」
このような状態だったとしたら、親の影響があるかもしれません。
例えばあなたが子どもの時に、
「お母さん、どうしてお月さまは大きいときと、小さいときがあるの?」
と、興味を持って質問したとします。
でもお母さんが
「そんなことはいいから、早く寝なさい!!」
「そんなの大きくなれば分かるわよ。お母さんは忙しいんだからそんなこと聞かないで!」
と、拒否されてしまうと、
「好奇心を持っちゃいけない」
「お母さんは忙しいから、聞いても無駄だ」
そんな感覚に陥ります。
子どもは親が大好きですから、親を困らせたくないと、自分の好奇心に無理やり蓋をしてしまうんですね。
そしてだんだんと聞くことを諦めてしまい、好奇心も失っていく…。
そう、好奇心を伸ばすためには、「親の関わり方」も非常に重要なんです。
子どもが好奇心を持った時に
「あ!ほんとだ!なんでだろうね?一緒に調べてみようか」
「面白いね!どうしてお月様が大きい日があると思う?」
と、子どもが「知りたい!」と思う知的好奇心を刺激する質問をすると、子どもの好奇心はどんどん伸びていきます。
逆に親の対応次第では、子どもの好奇心はどんどん下がってしまうということです。
それに加えて、人ってね
好きなことを伸ばす
ということが、かなり重要です。
人間は自分がやりたいことをしているときは、脳が活性化されて「もっとやりたい!」と能動的になる
けれど
自分がやりたくないことをしているときは、「させられてる」という感覚に陥って、脳が良く働かず受動的になる
こんな特徴があります。
この「させられてる感」がとても厄介。
幼いうちに、
苦手なこと
辛いこと
こんなことばかりしていると、だんだんと「知りたい!」「やりたい!」という好奇心がが無くなってしまう…。
脳には「汎化(はんか)作用」があるんだけど、これは
何か一つの能力が伸びると、脳全体が活性化されて、それに連なる能力もつられて伸びていく…
というものなんだ。
つまりね、子どもの得意分野を伸ばしてあげると、それ以外の苦手な分野の能力も底上げされることもあるってこと。
さらにね、得意分野を伸ばした子は、好きなことをさせてもらえて好奇心も育っているから、「将来はこんな職業につきたい!」という夢を持っている。
この夢を持つ…ということも、苦手分野を克服するすごい強みになるんだよ。
例えば、数学が苦手だったけど、「医者になって人を救いたい!医学部に入るためには数学が必然」と思ったら、夢がある子は数学克服のための努力ができるんだよ。
なんせ「やる気」があるから、モチベーションも落ちない。
人間ってね、この「やる気」と「続ける努力」さえあれば、ほとんどのことを身につけることができるんだ。
確かに運動音痴の子がオリンピック選手になる…そこまでいくのは難しいかもしれないけど、運動が得意になるってことは十分可能だ。
やる気と、本人の努力する心さえあればね。
逆に幼少期から
やりたくないことをやらされてきた
苦手の克服をずっと強制された
このような状態が続くと、その子はどんどん受動的になって
得意分野を伸ばす意欲も無くなる
ということになります。
これが非常にネック!!
何をしても
「やらされてる感」
「やらなきゃいけないから、やってるという感覚」
がついて回るので、「自分がやりたくてやっている!」という感覚がどんどん希薄になります。
そして自分の人生なのに、常に受け身の態勢で生きていくことになるのです。
好奇心が無くなっていくような親の関わりをまとめると
- 好奇心を持った時に、親のサポートがなかった
- 好きなことをさせてもらえなかった
- 苦手なこと、嫌いなことをさせられてた
こんな状態だと、「子どもの好奇心や意欲が成長とともに低下する」という事態になります。
脳の回路が廃れると好きだったことも伸びなくなる
もう一つ、脳の面から好奇心や得意分野を見ると、
使わない脳のネットワークは、すたれていく
という面白い特徴があります。
よく使う回路を強化して、使わない回路は弱くしていくことで、より脳を効率的に使えるようになるんですね。
だから幼少期に得意だったこと、好きだったことでも、その分野を伸ばさなかったらどんどんその能力は廃れていくんです。
回路が廃れると、脳内の情報伝達がうまくいかないから、挑戦しても面白いと感じません。
面白いと感じないから、やる気も起こらなくなる。
これが意欲の低下です。
この状態になると
- 自分が何が好きか分からない
- 夢中になれる趣味が全然ない
- 得意なことが一つもない
こんな感覚に陥ります。
自分が何を好きかさえ、分からない。
これほど悲しいことは無いと思いませんか?
「自分には何もない」
これほど辛い思いはありません。
でもだんだんと「辛い」
そんな自分の声も聞こえなくなってきて、
少しずつ少しずつ
無感覚、無感動になっていく…。
それはまるで心が緩やかに停止していくような、
息をしているけど生きていない
そんな感覚です。
自分が、生きている意味さえ見つけることができない…こんな状態で何かをする力が湧くと思いますか?努力でどうにかなると思いますか?
むしろ、「誰かの要望に応えるため」頑張るだけ頑張ってきた結果、力尽きてやる気が無くなったのではないでしょうか。
私が
「やる気がないのは、甘えだ」
と一概に言えないと思う理由はここです。
- 好奇心を親のサポートの元で伸ばすことができた、もしくは親に好奇心をつぶされなかった人
- 好奇心をつぶしてしまうような関わりをされた人
両者では、スタートラインが全く違う…ということです。
①の人たちは「やる気」が標準装備なので、同じ仕事をしたとしても馬力と集中力が違います。
②の人たちは、自分を追い込んで「やる気」を奮い立たせたり、モチベーションをアップするという方法を実践して、「なんとか取り組む」という状態です。
あなたが子どもの時の、親との関わりを少し思い出してください。
あなたは①でしたか?それとも②でしたか?
でもね、もしもあなたが
②だったとしても、
どうかガッカリしないでください。
好奇心は今からでも育てることができ、それに伴ってやる気を標準装備にすることも可能なんです!
脳は大人になっても成長する!!好奇心を育てる3ステップ
今までのあなたは、何事につけても「させられてる」とか「しなければならない」という受動的な思考で支配されていたかもしれません。
今まで強化してこなかった脳の部位を使うときには、特に「無理にさせられてる」という意識になります。
でも、その部位を前向きに鍛えると、「やりたい」「知りたい」という能動的な思考に変わるのです!
つまり今からでも好奇心を育てることが可能ってことです!
これからあなたの好奇心を育てる、効果的な3ステップをご紹介します。
ステップ1:やる気が起きないというあなたを受け入れる
まずは、「やる気が起きない」というあなた自身の感情を受け止めます。
今まであなたは、やる気の起きない自分を責めてしまっていませんでしたか?
世間では「やる気が起きない」という人に対して、「甘え」「怠けたいだけ」と、時に厳しい意見をぶつけてきます。
ただでさえやる気がわかないのに、「自分がいけないんだ…」と自分を否定すると、さらにネガティブな思考に陥ります。
今回私が「やる気が出ない根本原因」を説明したのは、
あなたがやる気が起きないのは、あなたのせいではなく、成長過程で避けがたいどうしようもないことがあったから
このことをお伝えしたかったから。
好奇心が無くなって、やる気も起きなくなったのは、あなたが怠惰だからではありません。
だからもう、自分のせいにしなくても大丈夫。
親のことを恨むような気持ちが浮かんでくるかもしれませんが、残念ながら
「好奇心を伸ばすとその子の人生が豊かになる」
ということを知っている親はほぼいません…。
あなたの親も、自分の親に「好奇心をつぶされる」という経験をしたかもしれないのです。
だから、あなたのやる気が起きないことも、好奇心が無くなったことも、誰のせいでもないのです。
まずはあなたのせいでもなく、親のせいでもない…ということを心にとめて、あなたが「やる気が起きない」という事態になっても、
「今は色んな理由から好奇心が落ちてるから、仕方がないんだ」
と、自分を批判することなく、受け入れるようにしてください。
自分の今の現状を受け入れること…
これが、はじめの一歩です。
「あ~やる気が起きない…」と思った時はすかさず、
「今はやる気ができなくてもしょうがない。大丈夫。きっとできる日が来るから」
と、自分を受け入れ、自己信頼感を上げていきましょう。
ステップ2:好奇心を育てるためにワークを行うと動機付け
そもそもやる気が起きないのに、「やる気を出す方法」を実践するのは難しいもの…。
でも、あなたがこれから行うワークに
「これは好奇心を育てるために必要なこと」
と意味のあることととして動機付けを行うと、「やる気は起きないけど、ワークを行う」ことができます。
あなたの好奇心が復活すれば…
- やる気も自然と湧いてくる。
- そして、あなたの好きなものや興味のあるものが分かる。
- 好きなものや興味があるものが分かると、これからでも夢を持つことができる。
- そして夢を実現するために、さらに行動力が出てくる。
このように嬉しいスパイラルが起こります。
好奇心を復活させるためのワークは、はじめは苦労するかもしれません。
でも脳は、新しいことを始めた途端、新しい能力を獲得するために活性化していくのです。
だから諦めなくて大丈夫。
まずは行うワークに「重要な動機付け(ラベリング)」を行いましょう。
「あ~ワークなんてやる気が起きない…」と思ったらすかさず
「好奇心を取り戻すワークは自分の人生を変えるような、非常に意味のあること。」
と動機付けをする。
実はこの記事を読んでいただいたあなたに、まずしていただきたいのはこのステップ①とステップ②です。
両方を紙に書いて、目につくところに貼りだしておいてもいいかもしれません。
やる気が起きない自分を受け入れる、そして好奇心を呼び覚ますことの大切さを知る…
そこをクリアして初めてワークが効果を発揮します。
つまりステップ①とステップ②がすごく重要!ってことです。
ステップ①と②のクリアをしっかりしていただきたいので、ステップ③のワークの詳しい内容は、別記事でご紹介します。
この記事では、ステップ③の簡単な説明だけします。
ステップ3:好奇心を取り戻すワークを行う
好奇心を取り戻す方法は以下の3ステップ。
- マインドマップを作成して、あなたの好奇心を発見する
- 好奇心を満たす方法を考え、スモールステップで実践
- 平行して心がワクワクする簡単な脳トレを習慣化する
このステップを丁寧に実践していただければ、徐々にあなたの低下した好奇心ややる気もアップしてきます。
まずは取り組むための心の準備を、ステップ①と②で整えてくださいね。
★★★
あなたはこれからどうしたいですか?
人は、
「好きな人の期待に応えたい!」
「この人の要望を叶えたい!」
という気持ちがありますが、その想いを優先しすぎると、自分の好奇心や好きなことに蓋をしてしまいます。
子どものうちにこの状態になると、
- 自分の苦手を克服しようとする
- 親の言いつけを守る
- 学校でいい成績を上げる
- いい学校に入る
こんなことが「自分の人生の目標」になってしまってます。
あなたに問います。
あなたは
自分の苦手な分野を克服するために生まれてきたの?
親の言いつけを守るために生まれてきたの?
学校でいい成績を上げるために生まれてきたの?
いい学校に入るために生まれてきたの?
誰かの期待に応えるために生まれてきたの?
いいえ、違います。
あなたは
あなたしかできないことをするために、
そして
あなたらしい人生を生きるために、
生まれてきたんです。
もし今回ご紹介したステップをできなくてもいいんです。
ただ、あなたの人生の意味だけは、しっかり胸に刻み付けていただけたら嬉しいです。
最後にあなたに、もう一つだけ質問があります。
原因は分かりました。
さてあなたは、これからどう生きたいですか?
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