こんにちは。
ナビゲーターの藍です!
失敗したくない!
失敗したところを見られたらかっこ悪い…
あなたはそんな風にお考えですか?
確かに失敗してしまうと、心臓がドキドキ、ストレスはMAX状態!
「あの時にああすれば良かった…!!」そんな後悔の気持ちが駆け巡りますよね。
失敗へのイメージが悪いせいか、
失敗したくない症候群
そんな言葉まで登場しています。
今や日本は「失敗したくない」と考える人で、あふれているのかもしれませんね。
一所懸命に努力したのに、失敗すると、そのすべてが無駄になるように感じるんだね。
あともう一つの理由は、「失敗を怖い」と感じる心理。
実は失敗するのはかっこ悪いって思う人も、深層心理では「失敗を怖がっている」可能性があるよ。
失敗するのは、確かに誰でも気持ちがいいものではないですよね。
そんな人は
「失敗しない方法」
なんて、ネットで検索しているかもしれません。
でもね、失敗しない方法なんかより、
人生に大失敗するリスク
このことをしっかり把握しておかないと、
あなたはさらに「失敗し続ける」
なんて人生になってしまうかもしれません。
今回は、「人生に大失敗するリスク」と、「失敗したときの対処法」の2点を説明します。
この二つをしっかり理解できたら、
失敗は怖くない
そんな心理に変わって、今まで抱いていた不安が一切なくなりますよ。
だからぜひご覧くださいね。
もくじ
あなたはコンフォートゾーンから出ていますか?
あなたは、コンフォートゾーンってご存知ですか?
簡単に言えば「自分が慣れ親しんだ範囲」のことです。
↑コンフォートゾーンはこの図のように、現わすことができます。
真ん中のコンフォートゾーンにいれば、人は無条件に安心でき、不安を抱きません。
人って習慣が好きですよね。
いつもと同じ手順で朝の支度をして、同じ電車に乗る…仕事に行ってランチはお気に入りの店で食べる…。
そんな毎日の習慣もコンフォートゾーンと言えます。
そんなルーチンワークを「ちょっとつまらない」と感じつつも、「いつもと同じ」ことに安心感を覚えるんです。
あなたの毎日も、そうではありませんか?
そして人は、コンフォートゾーンを出ると、「不安」を感じ始めます。
先ほどの緑のコンフォートゾーンの外側が、「ラーニングゾーン」と言われてる範囲。
ココは、コンフォートゾーンから少し出た範囲で、
ちょっと不安だけど、パフォーマンスが上がる領域
です。
ちょっとした不安がスパイスになって退屈さを感じないので、パフォーマンスが上がるんです。
新しい職場に勤め始めたり、新しい資格試験の勉強を始めるときなど、このラーニングゾーンに入ります。
でもラーニングゾーンから出た範囲、パニックゾーンになると、一気にパフォーマンスが落ちます。
パニックゾーンは、自分にとって難しい挑戦や課題を与えられる領域です。
多額の手形が不渡りになってしまった
信じられないくらいひどいクレーマーに、一人で対応しなければいけなくなった
明日納期のプログラムにミスが見つかってしまった
そんな今まで経験もしたことないような、ハードルの高い課題に挑戦する領域。
クリアすることが非常に難しい課題なので、この領域に入ると、人は強い不安や恐れを感じます。
つまり、コンフォートゾーンから離れれば離れるほど、人は不安やストレスが強くなるんですね。
なぜ不安が強くなるかというと、
パニックゾーン
=未知の世界
=失敗する確率が上がる
と感じるからです。
不安を強く感じれば感じるほど、人は無意識に慣れ親しんだコンフォートゾーンに戻りたくなります。
だからもともと、
「人はコンフォートゾーンを抜け出して、新しいものに挑戦することはちょっと苦手」
なんです。
ただ、「ラーニングゾーン」は人として成長できますから、積極的に挑戦するほうがいい。
実際、失敗への恐怖心が少ない人だと、ラーニングゾーンに果敢に挑戦できます。
世の中の成功者と言われる人は、大概ラーニングゾーンに、勇気をもって挑みますよね。
感じる不安も最小限だし、未知なる世界(ラーニングゾーン)に、ワクワク感まで持っています。
できればそんな感覚を持ちたいと思いませんか?
でもね、実は
ほとんどの人はそんな感覚を持てません。
むしろ、ほんの少しラーニングゾーンに入ることさえ、心理的に拒否する人がいます。
中には一生のほとんどを、ラーニングゾーンに挑戦できない人もいる。
なぜかというと、先ほどお伝えしたように
失敗に対する不安が強い
=失敗を過度に恐れているから
なんです。
あなたはいかがでしょうか?
果敢にラーニングゾーンに挑戦していますか?
それともほとんど、コンフォートゾーンから出られずにいますか?
なぜあなたは失敗を怖がるようになったのか
そもそもあなたはなぜ、こんなに「失敗すること」を恐れるようになったか、ご存知でしょうか?
失敗したらかっこ悪い
失敗した自分を見せたくない
色んな気持ちがあると思います。
でもね、一番は
失敗するのはいけないことだ
という思い込みがあるからなんですよ。
でも、してはいけないことをしちゃったとき、人はどんな行動をとると思いますか?
他人のせいにする人もいますよね。
環境のせいにする人もいます。
ふてくされて、責任を投げちゃう人もいる。
でもね、失敗を恐れる人の多くは、自分を過度に責めてしまうんです
最近、私の友達で、転職先が決まらないまま仕事をやめちゃった人がいるんです。
内定をもらいかけた会社がダメになっちゃったことが原因なんですけど、ずっと自分を責めてました。
「やめる前に転職先が決まらないなんて、自分は何をやってるんだ。バカじゃないか」って。
でもこんな風に、責め続けるのはあまりよくないですよね?
だから本当は「転職先が今決まってない。じゃあ次はどうしたらいいか。」って考えることがベストなんだよ。
でも自分を責めてしまうと、改善策まで考えられなくなるんだ。
「何やってるのよ!」と自分を追い詰めると、過去への後悔で心がいっぱいになり、次の行動ができなくなります。
こんな人は、何とかその失敗をやり過ごしても、また失敗をすると同じように自分を責めてしまいます。
その友達のことは、何度も相談にのって励ましましたが、すぐに「自分が許せなくて…」とウジウジします…。
何度もなので、困ってるんです。
「自分は可哀想」と思っているときは、自分を痛めつけてる状態。
実は人ってね、自分を痛めつけているときに、一種の快感を感じることがあるんだ。
痛みを感じたときは、その痛みを和らげるために、βエンドルフィンというホルモンが分泌され快感を感じる。
リストカットをする人が、このβエンドルフィンが分泌されることが分かってるけど、自分は可哀想と思ったり、自分を責める時にも、分泌されている可能性があるんだ。
つまり自分を責めると、「失敗した」という恐怖がβエンドルフィンによって和らぐから、繰り返し自分を責めてしまうんだよ。
「元気出してって言ったって、そんな簡単にできない。」
「どうせ誰も分かってくれない。なんて私は可哀想なの。」
人に相談しても、そんな風に自分を可哀想がったり、責め続けてしまう人は要注意。
βエンドルフィンが分泌されると快感を感じてしまうので、より自分を責め、可哀想な状況に浸ってしまいます。
この状態に陥ると、抜け出すことが難しい。
でもね、もしあなたがそんな状況だったとしても、よく考えてみてください。
なぜ失敗するのはいけないことだ、と思うようになったのでしょうか?
もしかしたら、あなたが今まで生きてきた環境では、
失敗が許されない世界だったのかもしれません。
子どもは、自分がしたことを
「なんでそんなことばかりするの?!」
と責められたり
「なんで何度いってもできないのよ!」
と怒られる経験ばかりすると、挑戦することがだんだんと怖くなってきます。
失敗したら、親に散々怒られるから、
「挑戦するのはダメだ」
「やりたいことをするのは許されない」
「失敗するのは怖い(親に怒られるから)」
とインプットされてしまうんですね。
だからあなたの「失敗はいけないこと」「失敗は怖い」という気持ちは、幼少期に親や周囲から植え付けられた感覚なんです。
でもね、逆に言うと、
失敗を怖がる前のあなたは、
ラーニングゾーンどころか、パニックゾーンさえも果敢に挑む、勇気ある挑戦者だったのです。
思い出して!あなたもかつては勇気ある挑戦者だった
赤ちゃんのことを、ちょっと思い浮かべてみてください。
赤ちゃんって、新生児のころは何もできなくて、寝たきり状態ですよね。
それがだんだん首を動かすようになり、首が座り、次は寝返りを打つようになります。
寝返りが打てるようになると、起き上がるようになって、お座りができるようになります。
お座りができるようになると、次は手で前に進もうとします。
そう、ハイハイですね。
そして歩くときにも、はじめはつかまり立ちをして、足の裏の感触を確かめながら前に進み、転んでは立ち上がり、立ち上がっては転びを繰り返し、だんだんと歩けるようになるのです。
歩くなんて、経験のない未知の領域。
赤ちゃんにとって、まさにパニックゾーンです。
だから、どの行動も始めは全くできません。
失敗の連続です。
でもね、赤ちゃんがすごいのは、
失敗を恐れていないこと。
そして、決してあきらめないこと。
転んでも転んでも立ち上がり、歩き出そうとします。
そしていずれ、歩けるようになる。
これは、何度失敗しても、あきらめずに立ち上がったからこそ、できたことなんです。
でも、赤ちゃんはなぜ何度転んでも、へこたれずに挑戦できると思いますか?
それは自分を無条件に信じて、行動してるから。
「自分はできない」なんて、微塵も感じていません。
だからちょっとの失敗なんて屁でもないんです。
自分を信じてるから、失敗なんて全く怖くない。
でも大人って、新しいことに挑戦するときは「できないかも」と思っちゃいますよね。
最初は「できる」って思ってる人でも、何度も失敗しちゃうと、どこかで「無理かも」って思っちゃう。
そしてどこかで「やっぱり無理だった…」と諦めちゃうんです。
でも「歩くのは無理だ…」って諦めちゃう赤ちゃんっていませんよね。
「自分の能力を疑う」なんて感覚が、
一切ないから、いつまでも挑戦できるんです。
でもね、よく考えてください。
あなたも、ずっと昔は、そんな赤ちゃんの一人だったんですよ。
あなたもかつては
「自分を無条件に信じる」
未知のことに挑戦する赤ちゃんだった。
だから本当は、大人になった今でも、失敗しても、無条件に自分を信じることができるはずなんです。
そのかつての感覚を、思い出せばいいだけなんです。
でももし、その感覚を思い出せずに、失敗を恐れ続けていたら…
その先に待っているのは、
皮肉にも
人生に大失敗する
という未来です。
人生に大失敗するリスクを引き寄せの法則から説明
実はね、
「失敗が怖い…」
こんな風に、失敗を怖がれば怖がるほど、失敗を引き寄せてしまうという法則があります。
あなたは「引き寄せの法則」って聞いたことがありませんか?
ポジティブな気持ちでいれば、ポジティブな出来事がたくさん起こり、
ネガティブな気持ちでいれば、ネガティブな出来事がたくさん起こる
簡単に言うとそんな法則です。
なぜこんなことが起こるかというと、
人間の脳にあるRAS機能が関係してるから。
RASは簡単に言うと、
脳のフィルター機能
のこと。
普段人が目でとらえている情報って、一瞬でも膨大な量になります。
例えばパッと外を見たときに、車が通りすぎるのが見える。
でも一台一台の車の車種やナンバープレート、色、形など、覚えている人はいませんよね。
目の情報としては見えていますが、記憶には残っていません。
これはなぜかというと、脳のRASが目で見た情報を
自分にとって必要な情報(記憶する)
自分にとって必要ない情報(記憶せずに捨てる)
この二つに分けているからです。
目から入る情報が多すぎるため、RASで必要な情報を厳選して記憶してるんです。
このRASが厳選する情報は、
あなたが重要だと感じている情報
です。
つまりあなたが強く意識した情報ほど、RASは鮮明に記憶し、その情報に関連する情報をより集めるようになるのです。
これがどういうことかというと、あなたが
「失敗したくない」
と考えれば考えるほど、失敗を強く意識するため、RASが失敗に関する情報をより多く記憶して、集めてしまうということです。
これが引き寄せの法則の正体です。
失敗を恐れれば恐れるほど、
RAS機能で失敗する情報と
出来事が集まり、その結果、
人生に大失敗するリスクが、
グンと上がってしまう。
特に、過去に何度も同じような不幸な出来事が起こる人は、失敗をより引き寄せている可能性があるので、要注意です!
人生に大失敗するリスクを赤ちゃん視点から説明
次は赤ちゃんの視点から、「人生に大失敗する方法」について考えてみてください。
もしも赤ちゃんが、「転ぶことが怖いから、歩かないでおこう。」という意識があったら、どうなると思いますか?
そう思った瞬間、例え赤ちゃんでも、成長は止まります。
本当は「歩く」という能力があるのに、「歩く」という行為を諦めると、一生歩けなくなるかもしれません。
歩けないだけならまだしも、失敗も恐れてほかのことにも挑戦しなくなったら…。
自分の成長する可能性を、一切手放してしまうのです。
話せるはずなのに話さない
歩けるはずなのに歩かない
そんな赤ちゃんがいたら、それこそ人生に大失敗していますよね。
でも幸いながら、赤ちゃんには「失敗=怖い」という不安は存在しません。
だから未知のことに挑戦し続けるんです。
引き寄せの法則、赤ちゃんの成長から考えると
人は「失敗すること」を恐れると、
成長が止まるうえ、
失敗する出来事を引き寄せ続けちゃう…
という悲しい末路が待っているんです。
失敗から最速で立ち直る3ステップ
人生に大失敗したくないなら
「失敗を恐れてコンフォートゾーンから出ない」
「失敗した後に自分を責める」
「失敗を過度に怖がる」
これらの行為はNG、ということが分かりますよね。
要は「新しいことに挑戦したら失敗も必ずあるもの」「失敗するのはおかしいことではないから、恐れなくていい」ということ。
そしてもしあなたが失敗をしても
失敗をリカバリーすればいい
ってことなんです。
ほんとただ、それだけです。
そしてもし、失敗した時には、このことを思い出してください。
例え世界中の全ての人が
あなたの敵になったとしても、
あなただけはあなたの味方
あなたの一番の味方は、あなた自身なんです。
だから失敗ごときで、自分を責めたら可哀想。
たとえどんな失敗をしても、あなただけは、あなたを応援し続ければいいんです。
その気持ちをどうか忘れずに、失敗から最速で立ち直る3ステップを実践してみてください。
ステップ1:まずは自分を癒す
あなただけはあなたの味方…
そう思ったら、失敗した時にどうしたらいいか、分かりますよね?
そう、励ますのです。
辛いときも悲しいときも、自分を励まして、応援する…
それが正しい自分との付き合い方。
ただ、そうは言っても、ネガティヴな時はちょっぴり難しいですよね。
自分を責めそうになると思うので、そんな時は思いっきり甘やかしてください。
わ~~!!と一人の時に思いっきり泣いてしまってもいい。
ノートにムカつく人のことを、思いっきり何十ページも書きなぐっていい。
抑圧した気持ちを、我慢できない感情を、爆発させちゃっていいんです。
正しポイントとしては、一人の時です。
誰かがいると、その人が気になってうまく感情が出なくなったり、
その人に「憐れな私をアピールしたい。」という気持ちが働いて、自分と向き合う貴重な時間が消えちゃうから。
他人を巻き込むと、他者評価が気になったり、自己憐憫という感情が大きくなって、自分を癒すことができません。
感情を爆発させたり、自分を甘やかすのは、実はとっても大切な時間です。
「辛いよね、でも今は仕方がないと思う。落ち込んで当たり前。だから今は思いっきり泣こう。でもね、私ならきっとまた立ち直れる。」
そんな感情の解放は、失敗による自分の心への負荷を最小限にする働きがあります。
精神的なダメージをこれで解消してあげると、また歩き出す勇気が湧いてくるんですよ。
あなたは今まで
「どんなときでも、自分の味方になる」
ということをしてきましたか?
もししてこなかったら、ぜひこの方法を試してみてくださいね。
中には
「大声をあげて泣きながら、ジタバタと暴れまわる」
くらい感情を解放する人もいるんですよ。
でも解放すると、ビックリするくらいスッキリするのでお試しあれ。
ステップ2:失敗のダメージを最小限に
感情を解放して、失敗した自分を癒す
精神のダメージを解放したら、その次にすることは実際のダメージについて。
「失敗によるダメージを最小限にとどめる」
これが次のステップ。
失敗すると、自分や周りは少なからずダメージを受けます。
特に職場や仕事上での失敗はそうですよね。
そんな時は、その失敗のダメージが最小限になるよう、全力を尽くします。
仕事の取引先を怒らせてしまったら、上司に相談して一緒に誠心誠意をこめて謝りに行く。
もし転職に失敗したら、数か月仕事が決まらないことを見越して節約したり、失業保険の申し込みをする。
他人に迷惑をかけそうなら、そのリスクを最小限に
自分の実生活へのダメージがあるなら、その影響を最小限に
このようにダメージを小さくします。
誰かの助けが必要な時は、「失敗したこと」を素直に話し、協力を仰ぐと助けてもらえますよ。
失敗した…ということを人に話すことは抵抗があるかもしれませんが、信頼できる人になら相談するほうがおすすめ。
一人では抱えきれないようなことも、第三者の意見が入るだけで、改善に向かうことがあります。
特にあなたが尊敬する人や、相談にのってくれる会社の上司など、人生経験の豊富な人にアドバイスをもらうことが効果的です。
社会的に成功している人は、自分にはない視点からの意見をくれることもあるので、思わぬ解決方法が思いつくことも。
ステップ3:失敗をリカバリーするPDCAをまわす
失敗によるダメージを最小限にとどめたら、次のステップで、失敗からのリカバリー方法を考えます。
もし転職失敗という場合なら、節約しながら「最短で転職先を探す方法」を考えるということ。
実際に失敗をリカバリーする方法は、PDCAがおすすめ。
最短でリカバリーできる方法を、計画~実践することができるんです。
PDCAについては、下記の関連記事で詳しく載っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
このPDCAは、仕事面だけではなくプライベートの改善にも役立ちます。
しかもPDCAを実践していると「自分は今、前に進んでいるんだ。」という実感がわき、落ち込むことが少なくなります。
実践しているうちに、いつの間にか失敗から抜け出せるので、実用的でおすすめの方法ですよ。
これが失敗から最速で立ち直る3ステップ。
ぜひ実践してみてくださいね。
失敗が怖いというあなたに贈る言葉
失敗が怖い…
実はね、そんなあなたの気持ちが、私には痛いほどわかるんです。
なぜなら、かつての私もそうだったから。
失敗しては、自分をどこまでも責め続けてたから。
私が子どもの時、失敗するといつも親からは
「なんで言われた通りにできないのよ!」
「馬鹿みたい。自分が悪いんでしょ。」
「だから言ったじゃない。私は知らない。自分で何とかしなさいよ。」
そんな言葉しかかけられませんでした。
そして心理学やスピリチュアルを学ぶ前の私の人生は、まさに失敗の連続。
仕事も家庭も、何ひとつ上手くいかなかった。
何度も絶望を味わいました。
でもね、そんな絶望のさなかに、ある言葉に出会ったんです。
その言葉に触れた途端に、涙がどっと溢れたのを昨日のことのように覚えています。
その大好きな言葉を、「失敗が怖い」というあなたに贈ります。
ひすいこうたろうさんの
「3秒でもっとハッピーになる名言セラピープラス」
に載せられた
「なに拾った?」
というエピソードです。
「なに拾った?」
小さな男の子はいつもおばあちゃんと
散歩に行っていました。散歩の途中、
男の子が転んで痛くて泣きそうになると、
おばあちゃんは必ずこう聞くのだそうです。「なに拾った?」
そう聞かれるので、男の子は泣くのをこらえ、
必死に道に落ちている葉っぱや石を探して拾い、
立ち上がっておばあちゃんに見せました。すると、おばあちゃんはニッコリ笑って
「いいもの拾ったね」と、
頭をなでなでしてくれるのだそうです。転ぶたびに、いつも。
やがて、その男の子は大人になりました。
そして、大人になった男の子は、
おばあちゃんが教えてくれたことの
ほんとうの意味を知るのです。人生、転んでも、その痛みの中で、
なにかを見つけて拾い、
また立ち上がることが大事だと。出典:3秒でもっとハッピーになる名言セラピー+プラス ひすいこうたろうさん
私はいまだかつて、こんなにも優しい言葉を、聞いたことがありませんでした。
この世に、こんなにも優しい言葉があったなんて…!!
自分を責め続ける人ってね、自分へ優しい言葉を一切かけないから、常に傷だらけでボロボロなんです。
でもその失敗だらけでボロボロになった過去の自分が、この言葉に触れた瞬間に、突然光り輝き出しました。
まるでオセロの黒が、一気に白に変わるように…。
辛く苦しい失敗だらけの過去があったからこそ、今の私がいる
そして私はその失敗だらけの過去から、必ず何かを学んでいたんだ
そして、今もちゃんと前に進んでいる!!
失敗は確かに痛い。
胸も苦しい。
涙が出るほど切ない。
でも
あなたは、そんな失敗を恐れて今後も逃げ続けますか?
いいえ、あなたならきっと、その恐怖を克服できる。
失敗という痛みの中から、必ず何かを拾い上げることができる。
あなたは、その失敗を光輝く未来に繋げることができるんです。
なぜなら、あなたには失敗をリカバリーできる力が備わっているから。
だから自分を信じてください。
失敗を乗り越えたとき、あなたの世界はもっともっと広がりますよ。
良かったら、「名言セラピーシリーズ」を読んでみてくださいね。
私もね、この一節を今でもたまに見るんです。
いつ見てもこの言葉は、私に一歩前に進む勇気をくれるんです。
追伸:ラーニングゾーンに挑戦できる人の考え
さきほどちょっとご紹介した、ラーニングゾーンに挑戦できる人たち。
彼らはさも、特殊な人間のようにも感じますが、実はあなたと同じ
「未知なるものへの不安」
も抱えているんです。
ただ、違いと言えば、
「どんな大きな失敗でも、死にはしない。」
そんな風に思っているんです。
確かに余程の失敗じゃない限り、死ぬことはありませんよね…^_^;
そう実は、リカバリーできない失敗って、そうそうこの世の中にないのです。
そのことを知ってるから、コンフォートゾーンを無邪気に抜け出せる。
これって赤ちゃんの感覚に近い気がしませんか?
まるで…歩き出す前の好奇心旺盛で、「成長したい!」という気持ちに溢れている赤ちゃんみたい。
どうか、覚えておいてください。
あなたもそうなれます。
そのためにまずは、失敗から最速で立ち直る方法を試してみて。
実践すると、
「失敗しても、自分は立ち直れるんだ」
という気持ちが確実に育っていきますよ。
それはまさに無条件に自分を信じる、赤ちゃんの感覚そのものです。
その信頼感が、確かな自信へと繋がるのです。
そしてその自信が、失敗の恐怖を乗り越える力になるのですから…!!
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失敗に関する記事読みました。挑戦して失敗したなら悔いはなかったでしょう。当方、挑戦せずに逃げました。逃げた結果一生の悔いを残しました。チャンスは目の前にありました
自分の自信のなさ、失敗が許されない雰囲気の家庭環境の圧力に屈しました。言い訳です、責任は自分にあります。
失敗を糧に生きていくしかありません。
レイさん
コメントありがとうございます。
その通りですね。
過去を変える事はできませんが活かすかどうかは選択できます。
失敗を糧にしていくという姿勢は素晴らしいと思います。