こんにちは!
ナビゲーターの藍です。
あなたは「怒る」ってどんなイメージを抱きますか?
ライラとかキレるって、人間関係がギクシャクするので、どちらかと言えばネガティブなイメージだと思います。
でも怒りにも実はポジティブな面…つまりメリットがあるのです。
怒りはエネルギーが溢れて、爆発寸前の状態です。
つまり気落ちしたり、諦めているときと違って、怒っている人はエネルギッシュなんです。
でもね、そのエネルギーを「他人にキレる」ことで発散させるのって、実はとってももったいないんですよ。
怒りってネガティブなイメージがクローズアップされやすいけど、溢れんばかりエネルギーは、正しい使い方をすれば有効活用ができるんだ!
今回は「怒りのメリット」と有効活用する方法を紹介していこう。
怒るってエネルギーを使うので、実は元気がない人って怒ることができません。
ただ怒りの感情でエネルギーを消費しちゃうと、結局前向きになれなかったり、ストレスで体を壊してしまいます。
でも上手に活用できれば、飛躍的に成長することも可能!
怒りのコントロールもできるようになるので、ぜひ今回の記事を読んでみてくださいね。
もくじ
怒りはエネルギーたっぷり!!
怒りはため込めばため込むほど、いつ爆発するかわからないくらいの、エネルギーをため込みます。
それはちょうど噴火寸前の火山のような状態!
もちろんそれが夫や子どもにキレたり、物を壊したり…という爆発の仕方をすると、後で後悔したり、人間関係が破綻することになります。
また、愚痴として小出しにしていても、結局怒りはくすぶったままで、いずれは爆発したり、悪口を言うことで人間関係が悪くなったりと、悪い結果につながります。
どうせなら、その怒りのエネルギーを、有効活用したいと思いませんか?
怒りを上手に活用できれば、怒りのコントロールもできるようになります。
怒りやイライラのメリットって??
怒りやイライラする感情の最大のメリットは、やる気パワーに変わる…ということです。
交感神経が優位になった時に、副腎から分泌される「アドレナリン」というホルモンがある。
このアドレナリンが怒りを生みだすもとになっているよ。
交感神経は、緊張した時、興奮した時、ストレスがかかった時に優位になるから、そんな時には大抵、アドレナリンが分泌されている。
このアドレナリンのパワーを上手に活かすんだ。
アドレナリンは、太古の昔に、人間が生き残るうえで大切なホルモンでした。
自然界で敵に襲われたときに、人の副腎からアドレナリンが分泌され、瞬時に「逃げる」か「戦う」かの態勢を整えます。
アドレナリンが分泌されると、興奮・緊張感、そして集中力が高まり、身体能力がアップして、即座に「逃げる」か「戦う」かの行動がとれるようになるのです。
逃げるときも戦うときも、人はいつもより感覚が鋭くなり、身体能力も格段にアップします。
「戦う」を選択をしたときに、敵に怒りの感情がわきますが、その戦闘に使われるパワーを有効活用するのです。
ただ、現代社会では「命の危機にさらされる機会」はほとんどありません。
でもアドレナリンは、昼夜問わずドバドバ分泌されてるんです。
その原因は「ストレス」。
ストレスがかかった時にアドレナリンが分泌され、体が興奮状態となり、いつ爆発するかわからない状態になります。
もともとは相手を倒すくらいのエネルギーですから、相当なものであることが分かりますよね。
その戦いのエネルギーを
「悔しい!見返してやる!」
「絶対に負けない!」
「やるぞーーー!!」
というエネルギーに変えるのです。
怒っているときは集中力が高まっているので、そのまま仕事に取り組めば、最大限のパフォーマンスを発揮することができます。
つまり
怒り⇒やる気や向上心
に、変えるってこと!
怒りは「目標達成のための行動」を強く後押しして、普段よりも積極的に取り組むことができます。
いつもなら「なんとなくやる気が出ない…」ということも、怒りのパワーを使えば、やり遂げることも可能ですよ。
怒りが出たときはチャンス!怒りの有効活用法
怒りが出たらまさにチャンス!!
普段は「やりたくな~い…」と後回しにしていたことを、勢いでやり遂げてみましょう!
では実際に怒りの感情が生まれたときに、挑戦してみるといい事例を紹介しますね。
①断捨離や部屋の片づけ
いつもはなんとなく億劫で、手を付けられない片付け。
そんな時には、怒りのパワーを使えば、一気に断捨離できちゃいます。
いつもなら「まだ使うかもしれないし…」と迷うアイテムも、「ムカついてしょうがない!」という状態の時なら、勢いで捨てることができるんですね。
断捨離をすればするほど、気持ちもスッキリしてきますので、ストレスや怒りをためているときに、ぜひ取り組んでみてください。
物を捨ててるときに一緒に手放しているのは、実はあなたの執着心。
過去の出来事や怒ってしまった原因への執着心も、断捨離が終わる頃には爽快な気持ちに変わっていますよ。
以下の記事の「脳に余裕をもたせる対処法」という項目でも、断捨離がおすすめの理由を書いています。
②「ちょっと難しいかな…」と思う仕事にチャレンジする
アドレナリンが分泌されているときには、目的達成行動力と集中力が高まります。
つまりいつもよりも、「仕事のモチベーションが高い」「仕事のパフォーマンスが高くなった状態」ということです。
ですからこの状態のときに、いつもはちょっと難しくて敬遠していたような仕事にチャレンジする大チャンス!
怒りの感情を仕事にぶつけると、やる気が溢れながらも頭の中は冷静に分析する…ということができるので、いつもは解決できない問題にも取り組めます。
問題を抱えている方も、怒って爆発寸前の時に、自分の持つ怒りのエネルギーを問題解決に注ぐと、ハードルをクリアするきっかけになりますよ。
イライラを成長や行動の起爆剤にすること
イライラや怒りは、コントロールしにくい厄介な感情と思われがちですが、怒りを感じたときに即行動に移すと、思わぬ問題解決の起爆剤になります。
飛躍的に成長できるきっかけなるので、まさにピンチはチャンス!
怒りを上手に利用して行動につなげた時は、まさに「怒りのコントロール」ができている状態です。
- キレて他人にぶつけて人間関係を壊してしまう
- やる気に変えて仕事のパフォーマンスを上げる
怒りをどちらに使えばいいのかはすぐに分かりますよね。
キレてしまえば、後に残るのは後悔と気まずさ。
行動の起爆剤にできれば、問題解決や成長のきっかけに。
怒りの活かし方を考えてみましょう。
ただ、この怒りの有効活用法には、注意点があります。
怒りのメリットを最大限に活かすための注意点
怒りをやる気にかえる方法は、とても良い有効活用法なんだけど、ちょっと注意点があるんだ。
怒りは「すぐに爆発する」ことと、「ピークが短い」ということだ。
確かにそうです!
イライラしてきたな…と思ったら、突然爆発したり、と思ったらすぐに収まったりと、不安定な気がします。
そうなんだよ、怒りは不安定な面があるから、ちょっとコントロールしにくいんだよね。
だからポイントとしては二つ。
- イライラしてきたら、即行動
- 普段から行動したいことをピックアップして準備万端にしておく
この二つを心掛けておけば、怒りを即座にやる気エネルギーに変えることが可能だよ!
人はアドレナリンの分泌を、自分でコントロールすることはできません。
つまり自分でも「いつ怒るのか」「いつ爆発するのか」「いつ怒りがおさまるのか」…検討がつかないんですよね。
そこが厄介ですが、とにかく
イライラしてきたら、即行動に移すこと。
ポイントとしては、「あ、ちょっとイライラしてきた…」と思ったら、そのエネルギーをすぐに行動に変えます。
イライラを放置してモンモンとしていると、いつ爆発するかわからない状態になってしまいます。
また、即行動できるように、
普段から、行動をしたいことをピックアップ
しておいてくださいね。
例えば、断捨離、不要な書類の整理、解決が難しい案件、たまった雑務等々、メモに書いて目につくところに貼っておきましょう。
イラっとした時に、これらの「普段はやる気が起きないけど、やらなければならないこと・やりたいと思っていること」に、即取り組みます。
怒りのピークは短く、持続力がありません。
ですから、
怒り⇒やる気に変える
このことを常に念頭において、いつイラっときてもいいように、準備をしておきましょう。
不満・愚痴・ネガティヴ思考になるとやる気がダウン!
イライラした時に友人に愚痴ったり、「あいつのせいでうまくいかない…」とネガティヴ思考になると…そのうち「やる気が全く起こらない」という状態に落ち込みます。
愚痴とかって、キレるという爆発力はないのですが、常にストレスMAX状態。
すこ~しずつ、すこ~しずつ、エネルギーを削っちゃうんですよ…。(嬉々として愚痴を言いまくる人は別です。)
そのうち、やる気もモチベーションも上がらない…という最悪の状態に。
いわゆる無気力状態で、エネルギー切れになっちゃう。
そのほか、愚痴を言うことのデメリットについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。
ただ、愚痴を言った後に気分の切り替えができたり、「スッキリした!」という状態ならOK。
はじめはご褒美を用意してみて
最後に、怒りを上手にやる気に変える方法として、「ご褒美を用意する」というのもおすすめです。
確かに「この仕事を頑張って今日中に終わらせられたら、ケーキビュッフェに行く!」というご褒美があったほうが、モチベーションが上がります!
そうなんだよ!
「怒り⇒やる気」に変えることが難しいときには、はじめのうちはご褒美を用意してみて。
ご褒美もモチベーションアップの方法の一つになるから、すんなり怒りをやる気に変えることができるよ!
怒りやイライラも、自分の成長に変えることができると思ったら、ネガティヴなイメージも少し良くなりますよね。
しかもやる気に変えるということは、「怒りを上手にコントロールしている状態」と言えます。
はじめは難しいかもしれませんが、注意点を踏まえて、自分のパフォーマンスを上げるために、有効活用してみてください江。
「キレる」「物を投げる」という行為よりもずっと、怒りが治まった後の気分が爽快になりますよ。
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