人間関係の悩み

性格が悪いところが嫌い!でも、直したいのになぜかやる気が出なくなる理由

疲れた女性

こんにちは!

ナビゲーターの藍です!

「自分の性格が嫌い!今日から変えてやる!」

あなたはこんな風に決意したことがありませんか?

陽コーチ
陽コーチ
このブログで、いくつもの「ワーク」を紹介してきたけど、藍さんはどのくらい実践してるかな?
藍

ギ…ギクッ!!

実はどのワークも実践してるんですけど、どれも長続きできなくて、困ってるんです…。

特にイライラしやすいとか、パニックになりやすいところを変えたいのに~💦💦

陽コーチ
陽コーチ

だよね(笑)

正直でよろしい!

実はね、性格に限らず、今までの考え方や行動を変えていくのは、誰でも失敗するものだよ。

だから藍さんが、ワークをなかなか続けられないのは、普通のことなんだ!

藍

そうなんですね!

よ…よかった…(怒られるかと思った…)

でも陽コーチ、できれば自分の性格の嫌な部分を直したいので、ワークを続けるコツを教えてくれませんか?

陽コーチ
陽コーチ

OK!変わりたいのに、なかなか変われない。

やる気が起きない理由は、脳の特性が関係しているよ。

その脳の特性から説明していこう!

自分の嫌な性格を変えようとした…

でもどれも続かない~~!!

なぜか途中でやる気が出なくなっちゃうの~~!!

今回はそんなワークが続かないという方向けの記事です。

実は、脳は変化を嫌う…という特性があります。

この記事では、世間では知られていない脳の特性について暴露していきます!

この特性を知ることで、あなたは脳を自在に操ることができるようになり、性格を変えることも直すことも可能に。

しかし、特性を知らないままだと、「ワークをしたいけど、やる気が出ない…明日にしよう…」と先送り。

どんどん先送りすると「やっぱり自分には無理なんだ。自分はダメな奴だ」と自己嫌悪に陥っちゃう。

このように一生脳に騙され続けて、人生を終えるハメになってしまいます!

もし、今までのワークが続かない、性格がなかなか変わらない…と思っていたら、ぜひ今回の記事をご覧くださいね。

脳は変化が大嫌い?!嫌な性格を変えにくい原因はこれだ!

疑問を持つ男性

この記事を見てくださってるということは、あなたはズバリ

☑嫌な性格を変えたい

☑自分は性格が悪いと思ってる

☑今の人生は生き辛い

と思ってるんじゃないでしょうか。

つまりあなたの目標は、「穏やかな性格になる」「良い性格になって自分を好きになる」「幸せな人生を送る」ことです。

それはどれも「今の状態から、変化をしたい。」ということ。

しかしこの「変化をしたい」という気持ちを阻む強敵がいるのです。

それが

脳のホメオスタシスが変化を阻む!

脳

脳や体には、ホメオスタシス(生体恒常性)という機能が備わっています。

例として体温が分かりやすいですが、人間は外部の気温に関係なく、体温は一定に保たれますよね。

外部要因に関係なく、生理状態を一定に保つことを言いますが、これって思考にもあてはまるんです。

陽コーチ
陽コーチ

つまりね、もし「嫌な性格を変えよう」と思っても、自分にとっては、今まで嫌な性格がスタンダードだったんだ。

だから、「穏やかな性格」に変えようとしても、脳がそれを阻止して、それまでのスタンダードである「嫌な性格」に戻そうとするんだ。

陽コーチ
陽コーチ
え~~?!でも、穏やかな性格になったほうが、人生が楽になるのに…。
陽コーチ
陽コーチ

それがね、脳にとって重要なのは、「生き残れるか」「生き残れないか」だけ。

今までの人生は「嫌な性格」であっても、生き残ってこれたよね。

でも、「穏やかな性格」になって生き残れるかは、脳にまだデータがない状態。

だから脳は、何が何でも「生き残れるデータがそろっている嫌な性格」に戻そうとするんだ。

脳は今まで生き残ってきた記憶をもとに、生き残れる可能性が高い行動や思考を選びます。

つまり、生き残りのデータのない「未知の変化」を嫌がるから、「穏やかな性格」に変わってほしくない。

これが脳のホメオスタシスの働きです。

このホメオスタシスは常に働くので、あなたの「変化しよう」という意識を感じ取ったとたん、「なんかやる気が起こらない」「急に不安が湧いてきた」「変化がリスクに感じる」そんな感情に襲われます。

そして、脳が変化を嫌う理由は、もう一つ。

良い変化でも悪い変化でもストレスがかかる!

疲れた女性

面白いのは、良い結果になる変化でも、悪い結果になる変化でも、脳はどちらも「ストレス」と感じること!

変化するということは、「未来がどう変わるかわからない」という恐れがあるので、脳は結果に関係なくストレスを感じます。

そのため、脳は無意識に変化を避けようとするんですね。

例えばブラック企業に勤めるサラリーマンがいたとします。

・毎日終電まで残業。

・家に帰ってシャワーを浴びて、寝たと思ったら夜中に緊急対応の電話が鳴る。

・休日も出社することがほとんどで、もう何年も、ゆっくり休むことも、ご飯を食べることもできていない…。

こんな会社に勤めてたら、いずれ体を壊したり、うつとか過労死の恐れもありますよね?

いっその事、転職するほうが幸せになる可能性がアップしますよね?

でもこんな状況なのに、辞めないで勤め続けるサラリーマンが多い!

なぜなら、

「ブラック企業に耐えて働き続ける」

よりも

「転職する」

のリスクの方が怖いからです!

他人から見れば、「え?ブラック企業なんかより、マシな企業はたくさんあるよね??今までのスキルがあれば、働き口はいっぱいあると思うよ?それよりブラック企業にいるほうが、リスキーでしょ?」って思いますよね。

でも本人(の脳)は、

「いやいや、今までこの生活を続けてても大丈夫だったから、大丈夫の可能性が高い!たぶんね!転職という変化のほうがリスキーだよ!」

と、感じるんです。

今までいた世界(ブラック企業)から、新しい世界(転職・新しい企業)に飛び込むほうが、経験(データ)がない分、不安やストレスが大きくなる。

脳は、今まで経験したことや知っていることは大好きですが、知らないこと・経験のない未知なことは大嫌い。

生き残るためには、リスクを最小限にしたい…。

つまり、知らないことは大きなストレスを生むので、無意識に避けちゃうんです。

変化を避けるために、脳は

・恐れ

・不安

・心配

・やる気を起こさせない

このような思考を使って、阻止をしてきます。

藍

え~~~💦💦

そうなると、性格を変えるのも無理ってことじゃないですか~💦

いいとこ、現状維持って感じで…。

陽コーチ
陽コーチ

そう!不安や心配とかに惑わされて、脳の言われるがままに行動すると、結局性格も変わらない。

でも脳の「変化を嫌う」という特性を理解していれば、変わっていくことは可能なんだ!

その方法を紹介するよ!

確かに脳は「変化」を嫌います。

ただ、嫌な性格のまま過ごしていると、人間トラブルが絶えなかったり、家族でもめてしまったりと、いずれ大きなマイナスの変化が訪れるリスクが大。

今は「嫌な性格」でも、何とか過ごしてこれたかもしれませんが、その性格で今後の人生も同じように暮らせるかは、未知数なんです。

性格が悪くても、性格が良くても、実はどちらも未来は保証されていない…。

そう思ったら、「なるべく良い人生を歩めるような性格」に変えていきたい思いませんか?

性格や習慣を変える!脳の誘惑に負けない方法

脳が出す「不安」や「やる気が出ない」という感情に負けない方法は、

ドーパミンを味方につけること。

ドーパミンは、やる気を出したり、不安を和らげたり、集中力を上げる効果のある神経伝達物質です。

ドーパミンが適度に分泌されれば、「変化への恐怖」が和らぎ、やる気も出てきます。

①とりあえず小さい行動を起こす

足

ドーパミンは、行動を起こすと分泌されます。

そのため、まずは「行動を起こす」ことが超超大切。

あなたにも経験がありませんか?

全くやる気が出なかった勉強も、一度とりかかってみると、思いのほか長い時間勉強できたとか。

嫌々やり始めた家の整理も、やっているうちに止まられなくなったとか。

行動をしばらく続けると、ドーパミンが分泌されるので、「やりたくないな…」と思っていたことも、やる気が出てくるのです。

「やる気が出ない…」と思ってても大丈夫。

やる気がない感情のまま、行動だけしてみるのです。

例えば瞑想を5分だけ行ってみる。

キッチンの片付けだけしてみる。

簡単なワークをしてみる。等々…。

はじめは簡単な行動から始めてみることがポイント。

当ブログのワークの中でも、以下の記事に書かれたワークは、性格を変える方法としても簡単で効果が高いのでおすすめです。

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そして、その行動を長続きさせるコツもあります。

②小さい目標を達成していく

目標達成

目標が達成されるごとに、脳のドーパミンレベルは上がり、快感や高揚感を感じます。

ですから、小さな目標を少しずつ達成する方法がもっとも効果的。

いきなり大きな目標を達成しようとすると、達成まで時間がかかりすぎて、途中でドーパミンの効果も薄れてしまいます。

例えば「簡単なワークを1週間だけ続けてみよう」とか、そんなできることから始めてください。

1週間後に達成できた時に、「やった!」と達成感を感じますし、ワークに取り組んでイライラしにくくなったら、ストレスまで軽減されます。

できたことは、手帳などにメモっててください。

そして「性格が悪いところが変わってない…」と落ち込んだときに、すかさずそのメモを見るんです。

見たら「ああ、自分は頑張ってるし、少しずつでも変わってきてるんだ!」と視覚化できます。

いいことづくめなので、徐々に脳も「この変化はリスクではなく、ワクワクすることかも…」と変わっていく。

新しいことに挑戦して達成できた!という経験を繰り返すと、ドーパミンレベルが自然と上がり、やる気も出るという仕組みです。

小さな変化=心地よい

このように脳に刷り込めばしめたもの!

変化は心地いい…と脳に新しくプログラミングされれば、性格を変えていくこともだんだん簡単になります。

③人生が変わる順番を把握しておく

選択する女性

少しずつ性格を変える…という小さな変化は、いずれ大きな変化へとつながります。

それこそ、人生が変わるということも可能に。

そこに至る順番を、知っておいてください。

①知識を得る

②行動する

③習慣化する

④心(思考)が変わる

⑤人生が変わる

今回の記事で、「①の知識を得る」は達成できました。

なぜ性格を変えようと思っても、途中でやる気が起きなくなるのか、その理由が脳にあることが分かりましたね。

その知識をもとに、次は「②行動する」を行います。

やる気がでなくてもいいので、5分だけでもいいから行動を起こすのです。

ドーパミンを味方に付ければ、行動も③習慣化されていきます。

日常レベルで性格に変化が出てくるのは、この③習慣化が完了した時。

そして③習慣化ができると、今度は「穏やかな性格」になる…つまり④心が変わるんです。

心が変われば…その後の人生はものすごい速度で変化をしていくのです。

10回唱えれば願いが叶う

ジャンプする女性

変化を嫌う脳の特性…その一つが「思い込み」です。

人は一度信じたことや思い込んだ考えを変えることは、脳の特性から見てもとても難しいもの。

大人と子供を比べるとよく分かりますが、子どものほうが柔軟な考え方をしますよね。

子どもはまだ経験が浅く、思い込みが出来上がっていません。

そのため未知の物への恐れも弱く、変化にも柔軟に対応できるのです。

(思い込みについては、以下の記事で詳しくご紹介しています)

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★★★ 不幸な人必見

しかし、経験を積んで大人になると、思い込みが激しくなり、加えて脳も変化をしたがらないので、考えや性格を変えることは難しくなります。

でもどうかガッカリしないでくださいね。

先ほどご紹介したようなドーパミンを味方につける方法で行えば、性格を変えることも可能なんですよ。

ポイントとしては「やる気が出ないのは、脳が変化を嫌がって出しているんだな。」と思って、ワークを淡々と続けることです。

漢字の「叶う」は、「10回言えば、願いが叶う」という意味です。

確かに性格を変えていくことは難しいかもしれません。

しかし、1回や2回では無理でも、10回ワークを行って習慣化すれば、強い思い込みや性格も、変えていくことができるのです。

まずはあなたが「簡単」と思えるワークを行ってみましょう。

それがいずれ、あなたの人生を大きく変えることにつながるのですから、侮れませんよ。

 

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