男性ってなんで気が利かないの?!
旦那に何度言っても悪い癖が直らない…
彼氏が誕生日も記念日も忘れるし、連絡も滅多に来ない!
あなたも彼氏や旦那さんに、こんな不満を抱いたことがありませんか?
1回や2回ならまだしも5回言っても10回言っても変わらないと、「前にも言ったじゃない!なんで同じことをするのよ!」と、いい加減腹が立って怒ってしまうと思います。
でも、何度も何度も同じことをされたら、いくら優しい女性でも怒っちゃうと思います…。
だから今回は、「男性がなぜ前に注意されたことを何度も繰り返すのか」「なぜ過去を思い出してイライラしないほうがいいのか」について紹介するね。
原因がわかると、アッサリ改善できると思うよ。
もし今の段階で旦那さんや彼氏にイライラしてても、十分改善できるから、しっかり読んでみてね。
彼女が彼氏にイライラする理由…それは脳に秘密がありました。
その秘密がわかれば、あなたが無駄にイライラする機会もグッと減ります。
逆にその理由を知らないままだと、彼氏や旦那さんへのイライラが止まらなくなり、関係の悪化や別れる事態に発展する危険性が…。
簡単な改善方法もご紹介するので、「彼氏にイライラする」という方は、今回の記事をお読みくださいね。
もくじ
女性が男性にイライラするのは脳の違いから?
男女のスレ違いやケンカの原因の一つは、男女脳の違い。
まずは一般的に言われている男女脳の違いについてご紹介しますね。
男性はシングルタスクが得意で女性はマルチタスクが得意…と言われていますよね。
他にも、男性は論理的だけど、女性は感情的だとか…。
これはもちろん個人差がありますが、男女は脳の使い方に差があるためにおこります。
例えば女性は共感力や観察力が高いといわれていますが、男性は低いといわれています。
女性が髪型や服装を変えても、気づかない男性もいますよね。
対して女性は、男性の浮気の気配に気づきやすく、ちょっとした変化にも敏感と言われています。
この差は生殖本能によって脳の使い方が、男女で異なるからです。
オスはとにかく自分の子孫を多く残すために、メスを選り好みしている場合ではありません。
そのため、メスの違いや悪いところに目がいかないように、細かいところに気づかない…という特徴があります。
対してメスは、お腹に子どもを宿し、産むまでに時間がかかります。
人間でも10か月近くお腹にいますし、産むときも命がけです。そして歩くまで最低で1年かかります。
それだけ命を懸けて産み、長い時間をかけて育てますので、できるだけ良い遺伝子の子どもが欲しいわけです。
そのため、メスはより優れたオスを見極められるように察する能力や観察力が優れているのです。
観察眼の優れた女性は、無意識に気づくことができることも、男性は全く気付かない…というのは、生物の自然の働きなんですね。
また、女性は出産のあと、赤ちゃんのお世話をしますが、もし女性に察する能力がなければ、赤ちゃんがなんで泣いているのか、理解できないので対処できません。
ママが対処してくれなかったら、赤ちゃんは泣いてもお世話をしてもらえず、生命の危機にさらされますよね。
そんな事態にならないように、女性は察する力や共感力、つまり受け取れる情報量が多いのです。
確かにパパさんの中には、「赤ちゃんが真横で泣いていても気づかない」って人…いますよね。
・女性のほうが観察眼がある
・女性のほうが察する能力や共感能力が高い
男性は誕生日を忘れて当たり前?
でも、記念日や誕生日を忘れちゃうってどうなんですか?
女性にとっては記念日って大切なので、忘れられちゃうと悲しいですよね。
実は男性って、女性よりも記憶機能のある海馬の働きが弱いって言われているんだ。
つまり忘れっぽいということ!
だから忘れていたとしても、悪気がないことがほとんど。
彼女のことを愛してないわけでも大切に思っていないわけでもないんだ。
そっか、男女で脳に違いがあるんですね…。
確かに逆に、女性側も男性に
「細かいこと気にするな!」
「俺のこと愛してるなら、誕生日なんて忘れろ!」
って言われた困っちゃいますよね。
忘れる、気づかない=愛していないわけではない
これを理解しないといけませんね。
なんとなく、気づかなくて忘れちゃう男性のほうが悪いって思ってました…。
脳の使い方に差がある…と思っていると、「男性ってひどい…!」という考えになりにくくなるよ。
どうしても男性には苦手なことがあるから、それで怒られても男性はどうしていいのかわからなくなるんだ。
とにかく男性側に悪気はない…
女性がそのことを分かってあげるだけで、ケンカも減るよ。
・女性よりも記憶する海馬の働きが弱い
・忘れてても愛してないわけではないので、悪気が全くない
男性がダラしないのはどうしたらいいの?
コーチ!でもまだほかにも不満があって…。
男性って例えば脱いだ服を床にそのままでいたり、トイレの後で便座をあげたままだったりするじゃないですか…!
それで女性も「あなた、前にも言ったじゃない!全然変わらない!」ってつい言っちゃうんですよ…。
それを変えるにはかなり意識しないといけないんだけど、おトイレってほとんど無意識で行うよね?
女性だって「おトイレの後は、紙でふく。」なんていちいち考えてないよね。
だからいつもは無意識で行う排泄行為の中で、「便座を下す。」って意識して行わなきゃいけないことが入るのは、結構大変なんだ。
習慣を変えるには、ある程度時間がかかるものなんだよ。
(こ…子どもみたい…💦)
まあ、でも確かに、私も急に「今日から歯磨きのほかにフロスも使ってください。」って歯医者さんに言われたけど、毎日の習慣にできていません…。
つい忘れちゃうんです。
そうなんだよね、習慣を変えるって結構大変なんだよ。
だからなるべスムーズに習慣化できるように、トイレに「便座をおろしてね。」と書いた張り紙をしばらく貼っておくとか、10回便座をおろしてくれたら好きなものを買ってもいいとか、そういったサポートをしてあげるといいよ。
は…は~い…(ますます子どもみたい…💦)
男性も女性も、今までの習慣を変えたり、新たな習慣を増やすのは、かなり時間がかかります。
もしも彼氏や旦那さんが、「何回言っても治らない…!」とお困りなら、習慣化できるように少しサポートをしてあげるのはいかがでしょうか。
「なんで何度言っても同じことするの?!」と怒ると、関係が悪化するだけで習慣化がいつまでたっても実現しません。
問題解決を早くしたいときに、ちょっとサポートする方法がおすすめです。
・新しい習慣を身につけるのはとても難しいため
・身につけるためには他人のサポートが必要なことも
※男性のクセが治らない理由…と紹介していますが、習慣を身につけるのは女性でも難しいので、この項目は女性にもあてはまります。
また、女性は「前にもこういうことをしていた!」と男性側の過去を引き合いに出して、余計イライラしがちですが、実は過去を蒸し返して怒ることは、男性にはほとんど効果がありません…!
次の項で詳しくご説明させていただきますね。
終わった過去を蒸し返さないほうがいい2つの理由
男性を怒るときに、過去を思い出して「あなた前にも同じことをしたでしょ!」と爆発する女性は多いですよね。
でも、過去を蒸し返して怒ることは、男性にとって何の効果もなく、むしろ「なんで前のことをわざわざ引き合いに出すんだ?!」と反感を生んでしまいます。
過去を蒸し返さないほうがいい理由①男性にとっては過去は終わったことだから
例えば、過去に出来事①、出来事②が起こり、そして今まさに出来事③が起こったとします。
それぞれの出来事には関連性があります。
例えば、過去に「女性友達と飲みに行ったという出来事①」と「元カノと連絡を取り合ったという出来事②」を体験した男性がいたとします。
その男性が、現在出来事③で彼女以外に浮気をしたとします。
それが下記の図↓
でも実は男性は、この図のように、出来事①~③をバラバラのこととしてとらえています。
つまり出来事①と②は過去のことなので、今起こった浮気③と関係ないと考えます。
一方の女性はというと…↓
出来事①~③に関連性があるため、繋げて考えます。
出来事①女性と飲みに行った
出来事②元カノと連絡を取り合った
出来事③浮気した
女性は、出来事③(浮気)が起こった今、過去の出来事①と②も瞬時に思い出して、繋げる作業を無意識で行います。
そのため女性は、「あなた前にも同じような事をしたよねっ!!ずっと我慢してるんだよ!」と怒り出します。
でも男性は出来事①~③までをバラバラに記憶していているため、出来事③が起こっても、基本的に出来事①と②を思い出しません。
さらに、「過去は過去、終わったこと。」として認識していますので、女性が過去の出来事①と②を引き合いに出しても、混乱するだけです。
「え?!あのことはもう謝って終わったことでしょ?なんで今その話が出てくるの?しつこくない?」
と、逆に人間性を疑われる…というバカバカしい事態にもなります。
過去を蒸し返しても男性は混乱するので、むしろ女性側の意志は伝わらず…そのため話はいつも平行線、新たなケンカが起こる原因にもなります。
過去を蒸し返さないほうがいい理由②過去を蒸し返すと脳が疲れる
もう一つの理由は、過去のことを思い出してイライラすると、女性も非常に疲れるからです。
上記の記事で、親が子どもの将来の心配ばかりすると、脳のDMN(内側前頭前野、後帯状皮質など)という部位が過剰に働いて、脳が疲弊する…という話を紹介しました。
このDMNは、ボ~っとしているときにも働き続けているよ。
だから過去や未来の出来事を思い出したりするだけで、脳のかなりのエネルギーを使ってしまうんだ。
びっくりなことに、このDMNは脳の消費エネルギーの60%~80%を使っている…と言われているよ!
それだと女性側はさらに疲れちゃいそうです…💦
そしてイライラすると、余計に過去の解決できない出来事を思い出す…完全に負の思考のループにはまってしまうんだ。
・男性は現在と過去を結びつけて考えないから
・過去を思い出すときに非常に疲れて、余計にイライラしてしまうから
「そんなこと言っても、男性の脳や受け取り方の違いだから…なんて受け入れられない!!」
そんな不満を持つ女性の気持ちも最もです…。
でも、ずっとイライラしたり、怒り続けることは、とっても疲れて辛いですよね。
しかも過去を蒸し返すことで、自分のイライラが募り爆発する…なんてことを繰り返していたら、仲のいいカップルも我慢の限界になった時に、最悪の場合は別れが来ちゃいます…。
ですから、もしあなたが「彼氏にイライラしてしょうがない!」「また旦那を怒っちゃった…」ということでしたら、怒ってしまう前にまずは、次の簡単な改善策をお試しください。
怒ってるあなたは実は困っていた…!とっても簡単な解決方法
実はですね…
あなたが怒っている…ということは、つまり何かに困っている
ということ。
困ったことが何度も起こるので、パニックになって怒ってしまうのです。
先ほど彼氏がトイレの便座をおろしてくれないという例では、便座をおろしていないことに自分で気づかなくてそのまま座ちゃった…という事態になって困っているということ。
誕生日や記念日を忘れてしまうことも、「忘れるってことは、愛されていないんじゃないか?!」と疑いの気持ちが出てきてしまい、困っている…ということです。
出来事によって自分が困ってしまい、自分一人では気持ちの整理がつかない(解決できない)ことによって、怒りが発生しているのです。
つまりあなたは、怒りたかったわけではなく、問題や悩みを解決したかっただけ…ということ。
ここまで理解できれば、次の改善方法が簡単かつ有効ですよ。
①相手にイライラしたら、「私は今、困ってるんだ…。」とまずは考える
もしあなたが、それほど困っていなければ、自然とイライラも消えていきます。
そしたらここで解決。
もしイライラが続く…つまり困っていると分かった時は②です。
②困っていることを書き出す
もしあなたが、困っていると分かったら、その内容を書き出してみてください。
可視化すると、自分が怒りたかったのではなく、「問題や悩みを解決したいだけ」ということがさらによく分かります。
③解決方法を書き出す
そして、その困った事態をどうしたら解決できるのか、紙に書き出します。
この時点ではすでに冷静になっていますし、「あいつはあの時もああした…」と過去を思い出すよりも、ずっと建設的で、脳エネルギーも使いません。
そして、その解決策を相手にも伝えればいいのです。
結局この改善策って、
「ただ、自分の素直な気持ちを伝えるだけ…」
という、かなりシンプルな解決方法かもしれません。
「誕生日を覚えててくれなくて、すごく寂しかった…」
「便座をおろしてくれないと、気づかなくてそのまま座っちゃうの。」
「ほかの女の子と仲良くしたり、浮気されると、私はあなたを信じることができなくなる。信じることができなくなったら、お別れすることになっちゃうから悲しいよ。」
でもこの言葉のほうが、ずっと彼氏や旦那さんに伝わると思いませんか?
「なんでいつも言ってるのに、ちゃんとしてくれないの!」って怒られるよりも、「私は困ってるから、○○してほしいの。」って言われるほうが、男性側も素直に聞ける気がします。
怒るよりも、シンプルに自分の気持ちを伝えるほうが、悩みの解決にグッと近づくよ!
男女で脳の機能の使い方に差があるのは、生物としての本能の働きがあるので、どうしても生まれてしまいます。
それが男女間のスレ違いやケンカの原因になりますが、その違いで困っていることを、まずは相手にシンプルに伝えてみてください。
怒ってしまうよりも、ずっと効果的かもしれませんよ。
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