人間関係の悩み

【不幸な人必見】意味づけ(思い込み)を変えれば人生がバラ色になるという話

大自然で手を広げる男性

こんにちは!

ナビゲーターの藍です。

いつもイライラして、不幸せそうに過ごしている人。

いつもニコニコして、幸せそうに過ごしている人。

この二人の差はなにかご存知ですか?

藍
えっと…

運のいい人と、運の悪い人ですか??

陽コーチ
陽コーチ

残念!!

運は関係ないよ!

全く同じ出来事に遭遇しても、幸せな人、不幸な人に分かれるんだ。

この差は実は「思い込み」が関係している。

自分の持っている思い込みが原因で、起った出来事に対して「幸せ」とか「不幸」とか、人は意味づけを行うんだ。

例えば、怒ってばっかりの人は、出来事に対して「イラっ」とするような意味づけを行っているんだよ。

藍
ふむふむ…どんな思い込みを持っているかで、物事の解釈が変わってくるんですね!

どんな人も、今までの経験をもとにした、思い込みがあります。

その思い込みをもとにほぼ条件反射的に、出来事を解釈していきます。

しかし、その思い込みが強すぎたり、ネガティブなものになると、自分でも苦しい…

つまり不幸な人生を歩むことに…!!

思い込みだけで不幸になるなんて、ちょっと嫌ですよね。

今回は「思い込みから発生する怒りの意味づけ」を変えて、人生をバラ色に過ごす方法をご紹介しますので

「毎日イライラが止まらなくて辛い…」

そんなあなたは、ぜひ今回の記事をご覧くださいね。

自分ルールや思い込みの確認

脳が透けてる男性

人は誰にでも思い込みや独自ルールを持っています。

しかしほとんどの人は、過去の体験をもとに、自分の生き方までも縛ってしまうような、「~べき!」といった強い思い込みを持つことが多い。

「~べき!」という思い込みについては、下記の関連記事で詳しくご説明しているので、ご覧いただきたいのですが、

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~すべき!という思い込みが苦しみの原因に…頭の中のジャッジマンを追い出せ! 「~べき」「~しなければならない」といった考えは、程度の差はあっても、誰にでもある考え方...

例えば、恋人に浮気をされて、ひどい振られ方をした女性がいたとします。

その女性が、傷ついた経験をもとに「男なんてみんな最後は裏切るんだ!」という強烈な思い込みを持ったとしたら、その後の人生で男性を見る目はどうなるでしょうか?

近づいてくる男性が、全て敵に見えてしまうのではないでしょうか。

「もう二度と恋愛をしたくない。」とまで思うかもしれません。

陽コーチ
陽コーチ

でもね、よく考えてみてほしいんだ。

その女性の元恋人が裏切ったとしても、全ての男性が裏切るような人間だ…ということはあり得ないよね。

藍

確かにそうですね!

世の中に男性は何十億人もいるのに、「男性はみんな裏切る!」って考え方は、すごい極端ですよね…。

もしかしたら、次の恋愛では、素晴らしい男性に出会えるかもしれないのに、その機会を失うのはもったいないです…。

陽コーチ
陽コーチ

そうだね。

そんな時は、自分のその考えが、「事実に基づいたもの」なのか、それとも「ただの思い込み」なのか、分ける必要があるんだ。

元カレ=浮気して裏切る≠世の中の男性

元カレが浮気をして裏切ったことに関しては「事実」です。

しかし、世の中の男性全てが浮気して裏切るというのは「思い込み」です。

この違いをはっきりしなければいけませんが、例にあげた浮気された女性は

元カレ=浮気して裏切る=世の中の男性

このような思い込みが出来上がってしまっています。

この思い込みが原因で、男性を見るとイライラするという

☑男性=怒りの対象

という意味付けを行います。

そして男性を見るたびに、浮気をした元カレが思い出してイライラする…という反応が起こってしまうのです。

しかし先ほどご紹介した通り、男性と言っても十人十色。

男性全員が元カレのように裏切る…というのは、事実ではなく思い込みです。

その思い込みのせいで、男性を見るたびにイライライライラ…こんな女性が、幸せな人生を歩むことは…できませんよね?

これはただの例ですが、このような過去の経験をもとにした思い込みは、誰でも持ってます。

でも思い込みが強すぎたり、「~べき!」と自分を縛りまくると、それだけ苦しみが増えちゃうんです。

あなたの不幸を生み出している思い込み。

できればそんな思い込みは、そっと手放したいですよね。

そこで今から、あなたの人生をバラ色に変える「思い込みに気づき、意味づけを変えていくワーク」をご紹介します。

意味づけ(思い込み)を変える3ステップ

ステップ

起こった出来事に対して、人はそれぞれの思い込みや思考パターンから、意味づけを行います。

ステップ①自分の意味付け(思い込み)に気づく

気づく男性

ここでは、「怒り」を例に上げて説明しますね。

イライラしやすい人、キレる人は、出来事に対して「怒りを感じる意味づけ」を自分がしていることに気づくことが第一歩。

例えば、4歳の子供と一緒に家に帰ってきたとき、子どもが靴を脱ぐのに手間取って、玄関先でモタモタしていた…。

その出来事に対して、

ママA「ああ、靴を脱ぐのがまだ難しいのね。ガンバレ~」

と考えるママAと、

ママB「なにをモタモタしてるのよ!買い物袋が重たいんだから、さっさと家に入ってよ!グズ!!」

と考えるママBは、出来事の捉え方が全然違いますよね。

ママBは、もともと気持ちに余裕がないせいで、一つ一つの出来事に対していちいち「イラっ」ときやすい。

さらに「家に帰ってきたら、靴を脱いでさっさと家に上がるべき。」と思い込んでいると、モタモタしている子どもが許せません。

ですから、もしあなたが「イラっ」ときたら、「自分は怒りの意味づけをしているんではないか?」「どんな思い込みがあるのか?」「普段から何かに対して、ストレスを抱えていないか?」ということを意識して、気づいてみましょう。

ステップ②自分の思い込みを記録する

メモする女性

①からもう一歩踏み込んでみましょう。

・あなたはどんなことでイライラしやすいですか

・あなたは何がきっかけで怒っていますか

・あなたが怒る場所はどこですか

・あなたは誰に対して怒りますか

・あなたの怒りはどの程度ですか

・あなたは怒っているときにどんな気持ちが湧き上がっていますか

怒りが生まれた瞬間に、自分に問いかけます。

感情が爆発する前に、自分の怒りを観察して怒りのパターンを見つけ出すのです。

自分の怒りのパターンを知ると、「自分が出来事に対して、怒りの意味づけをしている」ということに、しっかり自覚できる。

そのため、イラっときたら、スマホのメモ書きなどで、「どこで怒るのか」「何がきっかけで怒るのか」「どんなことで怒りやすいのか」「怒りの程度は」これらを記録してください。

そして、怒った後に記録を確認して、自分の「怒りのパターン」「怒りのきっかけになる思い込み」を発見しましょう。

ステップ③アルバート・エリスのABC理論で思い込みを変える!

abcの積み木とりんご

子どもがなかなか靴を脱げない…そのなんでもない出来事で、何とも思わないママAと、「イラっ」とくるママBは、意味付けが全然違う。

ママBは、自分で「イラっ」とくる意味付けをしてしまっているんですね。

でも出来事に対して、いちいちイラっとしたら、ストレスが溜まります。

そのため、②で自分の怒りのパターンがわかったら、徐々に怒りの意味づけを変えていきます。

ステップ①~②で自分の「怒りのパターン」「怒りのきっかけになる思い込み」を把握で来たら、次はアメリカの臨床心理学者のアルバート・エリスが提唱した論理療法の中のABC理論から、意味づけを変えていきます。

ABC

アルバート・エリスのABC理論は「A(Activation event)」「B(Blief)」「C(Consequence)」から、自分の行動を分析する方法。

A(Activation event)=出来事

B(Blief)=受け取り方・解釈

C(Consequence)=感情・反応

「出来事(A)」があった時に、

「自分の解釈(B)」で出来事Aを解釈、

その結果「反応(C)」する。

つまり「あなたの感情や行動(C)」は、「あなたの解釈(B)」によって決定します。

ですから、怒りっぽい人は、解釈(B)で、出来事Aに怒りの意味づけをして、結果として怒って(C)いるのです。

このように、出来事をマイナス(不幸)と意味づけると、マイナスの感情となって出ちゃうんですね。

逆に、Bの受け取り方をプラスにすれば、Cでプラスの感情が出てくるってこと!

このABC理論には続きがあって、

D(Dispute)=反論

E(Effective new philosophy) =新しい信念

と続きます。

これはDで自分の今までの意味づけを見直して、Eの新しい考え方を作っていくことができるってことですね。

このときに役に立つのが、ステップ①~②で作成したメモ。

自分がどういった時に怒るのか、何が原因で怒るのか、自分はどんな思い込みを持っているのか…自分の書いたものを冷静に見直すと、意味づけをどう変えればいいのか分かります。

その変え方に役立つ、自問自答をご紹介しますね。

その怒り(意味付け)は自分にとって、本当に重要?

今怒ること…それはあなたにとって、最優先事項?

目の前の大切なパートナー、子ども、または会社における自分の地位を傷つけてまで、優先したい感情?

もしもあなたが、「怒ることが、一番重要なことだ!」と考えるなら、それを優先したほうがいい。

でもあなたがパートナーや子どもの前で、怒りたくない…と考えるなら、「自分はなぜこんなに、怒っているのか」について、考えてみてはいかがでしょうか。

そもそもなぜ、あなたは出来事Aに対して、怒りの解釈Bをするようになったのでしょうか?

あなたは本当は、出来事Aに対して怒っているのではなくて、もっと別な思いを抱えてはいませんか?

下記の記事で、「怒りたくないのに怒ってしまうメカニズム」についてご紹介していますので、ぜひお読みください。

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こちらでご紹介しているワークも、今回の記事でご紹介しているワークも、自分自身を客観的に観察して、自分の持つ悩みを発見できます。

意味づけ(思い込み)は、長年かけて身につけた習慣なので、1回、2回で無くなるものではありません。

しかし、何度もワークを通してトレーニングを続けていくと、失敗しながらも、新しい意味づけを身につけることができるようになります。

いつもとは違うルーティーンで不幸な習慣を終わらせる

三方向のどれかに進もうとする男性

このブログでは、記事ごとに、いくつもの「思い込みを外すワーク」「不幸なルーティンを変える方法」をご紹介しています。

そのすべてを実践するのは難しいので、あなたが「このワークならできそう」と思ったものを、はじめは一つだけでいいので、しばらくやり続けてみてください。

あなたの今までの人生がもしも

「不幸だった」

と思うのなら、今この瞬間から、そのルーティンを変えることができるんです。

なぜならあなたは、今まで「不幸になる意味づけ」をしていただけだから。

①出来事が起こる

②もともと持っている思い込みから、出来事にマイナスの意味づけをする

③マイナスの感情が出る(憂鬱や怒り)

この習慣を変えていくのです。

いつもとは違うことをする(ワーク)と、それは不幸ルーティーンに一石を投じた状態。

そのたった一石が、あなたの今までのルーティンを打ち破り、不幸な人生を抜け出すきっかけにもなるんですよ。

あなたの思い込みに気づくことが、人生をバラ色に変える、スタートになります。

木と大地

どんな人でも、「幸せ」「不幸せ」と思うような出来事に遭遇します。

しかし、いつも幸せそうな人は、幸せに焦点が当たっているので、不幸があっても幸せにしか目がいかないのです。

不幸を不幸と認識していないんですね。

あなたの人生をバラ色に変えるのか、不幸なまま突っ走るのか…そのすべては、あなたの解釈の仕方にかかっているんですよ。

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