こんにちは!
ナビゲーターの藍です✨
私がスピリチュアルとか自己啓発の世界を知ったのは、約7年前ですが、その当時はとにかく
「この胸にある怒りをどうにかしたい!!!」
って気持ちで必死でした。
その時は朝起きた途端、不快でイライラ。
もう感情の容量がいっぱいいっぱいで、コップから常にあふれる寸前だったんです。
この状態は、実は小学生の頃からでした。
だからたった一滴の水(外的刺激)が加わるだけで、いつもあふれそうになって。
でも「怒っちゃダメ!」って強烈に自分に禁止をしてたので、もう感情のコップの中の圧力がパンッパン!!で、ねぇ…。
もう本当に辛かったです。
憂鬱がひどくて、笑顔になるのがほぼ無かったです。
4歳と1歳の子供がいて、時々子どもたちに爆発しちゃってたので、「このままじゃ子どもたちのトラウマになる…」って、気分がどん底まで落ちたんですね…。
それが精神性の向上の道に入るきっかけでした。
そんで7年たった今は、イライラは…1日の間に1回あるか無いか。
さらにイライラして怒っても、いつでも怒るのを止められる、つまりコントロールできるまでになりました。
怒ってても頭の中は冷静なんで、怒ってるようで怒ってないというか。
恐らく私ほど怒りを貯めていた人はいないんじゃないか…って思ってますが、こんな人間でもここまで怒りを昇華することができます。
つまりですね、この記事を読んでくださっているあなたも、怒りをコントロールすることは十分可能なんです。
怒りのコントロールは当ブログでも何度か記事で書いてますが、それをまとめて、段階に分けて分かりやすくご紹介します。
この順番で怒りに対処していけば、どんどんコントロールできるようになりますので、もし今!イライラやキレるという感情にお困りの方も、ぜひご覧になって下さいね!
もくじ
怒りのコントロールについて音声動画でも公開中!
怒りのコントロール方法を、音声動画でもご説明してますので、ぜひご覧ください。
怒りのコントロールステップ①今湧き上がる怒りを消す
まずはですね、常に感情のコップが一杯で、ちょっとした刺激で怒っちゃう方は、このステップから始めて下さい。
毎日かなりの時間、イライラしている方ですね。
その場合は、まずは新しく湧き上がるイライラや怒りの感情を、湧き上がるたびにどんどんアウトプットしてしまいます。
いらいらしてるときは、「イライラ思考」が頭をループします。
「何度も言ってるのに、あいつは同じことを繰り返す!この前も…」って感じで、イライラがますますヒートアップしますよね。
だからそのイライラ思考を一気に停止させます。
それが「イメージを使う」もしくは「言葉を使う」思考停止法。
私は両方を実践しましたが、イメージが得意な方はイメージだけ、イメージが苦手な方は言葉だけ…と、自分に合ったほうを選んで下さい。
もちろん両方を織り交ぜてもOK。
それぞれのやり方は下記の記事でご紹介しています。
↑こちらはイメージを使ったメソッドです。
↑こちらが言葉を使ったメソッドです。
この方法を実践すると、私は怒りの発生率が劇的に下がりました。
日によって違いますが、3割位になったかな??
ポイントは「イライラしたらすぐ実践」です。
簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。
怒りのコントロールステップ②怒る自分を責めない
「怒りをコントロールしよう!」って思うと、ついついしちゃうのが、怒ったときに
「ああ…また怒っちゃった…。私ってなんでこうなの?」
って自分を責めちゃうこと。
あのね、責めなくていいです!
責める必要は一切ありません。
「怒りをなんとかしたい!」って頑張ってるだけで、もうもう十分すぎるくらい素晴らしいこと。
こちらの感情スケールを見て下さい↓
怒りは17番目にありますが、自己卑下や罪悪感は21番めです。
これって、下に行くほど、エネルギーが無くなっていくんです。
つまり罪悪感を抱くより、怒ってるほうが元気があるってこと。
21番や22番にあんまりいると、疲れて動けなくなったり、ずっと憂鬱な気分から抜け出せなくなります。
責めるくらいなら怒ってるほうがマシ!!
を合言葉に、もし罪悪感が出てきちゃったら、頑張っている自分をいたわりましょう。
自分の好きなことをしたり、寝たり、気分が変わることをしてくださいね。
怒りのコントロールステップ③怒りの奥にある感情を探る
湧き上がる怒りを昇華できるようになると、少しずつ気持ちに余裕が出てきます。
そうなったら、次は「怒りの奥にある感情を探る」ステップです。
実は怒りは「第二次感情」と呼ばれ、その奥には、さらに「第一次感情」という別の感情が隠されているんです。
例えば、「彼に甘えたい。」って気持ちがあるのに言えない女性。
甘えたいのに、甘えられない…って感情があるから、「なんで察してくれないの?!」って怒りを彼にぶつけてしまいます。
本当は「甘えたい。」って本音で伝えればいいのに、伝えられなくて怒っちゃうんですね。
このように怒りの感情は、他の「表出できない感情」の代わりに、出てきちゃうんです。
詳しくは以下の記事を御覧ください。
あなたの怒りの裏にある第一次感情はなにか…考えてみて下さい。
怒りのコントロールステップ④未消化の感情を書き出す
第一次感情がなにかを考えていくとね、段々と
「もっと愛してほしかった。」
「私は本当はやりたくなかった。」
「私の気持ちをわかってほしかった。」
そんな過去に抱いた未消化の気持ちが出てくるんです。
潜在意識(無意識)の領域に、未消化の感情は溜まってしまいます。
冒頭でご紹介した私の「感情のコップ」も、この無意識のことです。
無意識の領域に未消化の感情が溜まっているせいで、怒りの感情が爆発しやすかったんです。
でも意識では「その感情は過去に抱いたものだよ。」って分かるんですけど、無意識の領域には時間の概念が無いんですよ…。
そのため、「思い出すと、まるで今その感情を抱いているような気分になる」という現象が起こります。
だからこの無意識に溜まった「〇〇したかった。」という未消化の感情を、少しずつアウトプットしてあげましょう。
その方法は紙に書き出すのがおすすめ。
とにかく怒りの感情や、「本当はこうしてほしかった!」って感情が出てきたら、なるべくすぐに書き出します。
他人に対する文句や、親を憎む気持ち、環境への恨み言など、目も当てられないような言葉が並ぶかもしれません。
でもそれでも全然OK。
それだけ辛い思いをずっとずっと、心の奥底にしまってきちゃったんです。
一度出してあげないと、私のようにコップの圧がパンパンになります。
どんどん出して、圧を緩めてあげましょう。
圧が緩むと、気持ちも一気にラクになりますよ。
怒りのコントロールステップ⑤怒るあなたにOKを出す
潜在意識に溜まった未消化の感情を出してあげると、比例して怒りの感情は激変します。
でもね、今まで怒りの感情に翻弄された人ってね、ついちょっとした怒りの感情でも邪険に思っちゃうんですよ。
そりゃそうですよね、長い間怒りの感情が出るせいで、人間トラブルになったり、自己嫌悪に陥ったり、いい思い出は無いから。
私もそうだったんですが、長い間
「怒る自分にOKを出せない」
という状態に苦しみました。
精神性の向上でアルアルなのは、「ネガティブな感情は全部無くしたい!」って思っちゃうこと。
スピの世界に入る人たちって、それまでの人生は辛かった経験が多いので、なるべくネガティブなものは排除したい…って気持ちが自然と出ちゃうんですよね。
でも陰陽セットがこの世の摂理なので、ポジティブな感情があればネガティブな感情もあるんです。
しかも怒りの感情は、生物には無くてはならない感情です。
この感情があることで、生き残ってこれたんですね。
だからあって当たり前。
無かったら下手すると、死んじゃうもん。
それなのに、私も怒りの感情を無理に消そうとしたので、強いストレスがかかりました。
「怒る自分」に毎回ダメ出しをしちゃってたから苦しくて当然です。
でも本当の自分に向き合うって、このネガティブな感情もジャッジせずに自分で認めるってこと。
だから、怒っちゃう自分もOK。
私も怒っちゃう自分のことも愛せるようになった時に、やっと怒りの感情に呑み込まれることはなくなりました。
怒る自分にOKを出せた時、心に真の平安が訪れ、初めて怒りのコントロールが可能になるんです。
そう…怒っちゃうあなたも、泣いちゃうあなたも、ふざけるあなたも、すねるあなたも、笑うあなたも、落ち込むあなたも、自信満々なあなたも、自分を責めちゃうあなたも…
全部全部、愛しいあなた自身です。
……どんなあなたもOKなんです。
これが怒りをコントロールするステップの全貌です。
あなたにも穏やかな毎日が訪れる
毎日怒ってばっかり!
というあなたにも、必ず穏やかな毎日が訪れます。
そのためには、今湧き上がる怒りの感情に呑み込まれず、自分の感情に向き合って、自分の全てを受け入れていくことが必要です。
そこまでできれば、「ああ…なんて幸せなんだろう。」と思える時間が、驚異的に増えます。
自分の好きなもの、嫌いなもの、忘れかけていた夢、やる気、全てを取り戻すことも可能。
幸せに対する感度が高まって、ときに喜びの感情から泣いてしまうこともあります。
何歳からでもいいんです。
怒りの感情を手放して、怒りの感情の裏に隠れていた本当のあなたらしさを取り戻していきましょう。
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