人間関係の悩み

怒りっぽい人でも大丈夫!怒ってばかりの人のほうが幸せを強く感じるという真実

そっくりな男性二人

こんにちは!

ナビゲーターの藍です!

毎日イライラ…怒りっぽい人っていますよね。

怒りっぽい人、キレる人は見るからに幸せそうには見えません。

一方怒らない人は、いつも穏やかに過ごし、他人の言うことも批判することなく、楽に生きているように見えます。

藍

確かにそうです!

ほとんど怒らない人って幸せそうに見えますが、怒りっぽい人ははっきり言って、幸せそうに見えません!

陽コーチ
陽コーチ

他人から見るとそう思うよね。

そもそも、怒る人と怒らない人では、普段の心理状態が全く異なるんだよ。

その心理状態が原因で、怒る人・怒らない人で分かれるね。

ただね、実は怒る人のほうが、より強い幸せを感じることができるんだよ!

藍

ど…どういうことでしょう??

怒ってたら、全然幸せに見えませんが…。

陽コーチ
陽コーチ
じゃあ今回は、怒る人と怒らない人の心理状態を比較しながら、なぜ、怒る人のほうが幸せを感じることができるのか…その秘密を教えるよ!

怒る人のほうがより強く幸せを感じることができる…

その真実は世間ではほとんど知られていません!

ですから、怒る人は怒りの感情に支配されて、その一生を終えてしまうことが多いです。

しかし逆に、その真実を知れば、今この瞬間からでも幸せを感じることができます…!

もしこの真実を知りたい方は、ぜひ記事を読み進めてみてください。

怒らない人と怒る人の心理の比較

見合わせるそっくりな男性

「なんでそんなに怒りっぽいの?」

「え?なんでそんなに怒らないの??」

普段から怒りっぽい人と、普段ほとんど怒らない人はお互いにこんな疑問を持ちますよね。

怒るか怒らないかは、それぞれが持っている心理によって差が出てきます。

①怒らない人は自分の考えが正しいと思っていない

どんな人でも、こだわりや価値観を持っていますよね。

例えば「順番は守るべき」「公共の場では騒がない」など共通のマナーもそうですが、「女性が家事や育児をすべき」「男性は泣いてはダメ」などの個人で異なる価値観もそうです。

怒らない人は、「価値観はみんな持っているもので、それぞれ違う」ということが分かっています。

違うことが分かっているので、「自分の価値観が一番正しい」とは思いません。

だからもし、他人が自分の価値観とは違う行動をしても、「この人は、私とは違う考え方なんだな…」と思うだけで、怒ったりしないのです。

②怒る人は~べき!という考えが強い

一方、怒りっぽい人は、こだわりや「~すべき!」という考えが強いです。

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「~すべき」と常に思っていると、その考えが正しいと思い込んでしまいます。

時に自分の価値観が一番正しい!となっちゃうことも。

「自分が正しい!」と思ってるから、他人が自分の価値観と違う行動をすると許せない…。

「それっておかしいよね?!」と相手を責めたくなっちゃうのです。

③怒らない人は、出来事に怒りの意味づけをしない

以下の記事で説明しましたが、人は出来事に対して、常に意味づけを行います。

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出来事Aが起った時に、自分の価値観で出来事Aを解釈B(意味づけ)します。

その結果、感情Cが湧き上がってきます。

分かりやすい例を挙げて説明しますね。

電車の中で赤ちゃんが泣いていたとします。

その場に遭遇したのは怒りっぽいAさんと、怒らないBさん。

二人の解釈Bと感情Cは以下のように異なります。

怒りっぽいAさん

出来事A=赤ちゃんが泣いている

解釈B=電車の中は静かにすべき!うるさいのは迷惑行為だ!

感情C=迷惑行為をするママに怒りを感じる

怒らないBさん

出来事A=赤ちゃんが泣いている

解釈B=赤ちゃんは泣くのが仕事だからね…でもママは大変だ

感情C=赤ちゃんをあやすママの大変さに同情する

出来事Aは同じなのに、解釈Bが異なると、湧いてくる感情Cに差が出てくるのです。

普段から怒らない人は、他人の行動や出来事に、「怒りの意味づけ」をしません。

④怒る人は、出来事に怒りの意味づけをする

一方怒る人は、怒らない人の真逆ですね。

先ほど例に出した怒りっぽいBさんは、解釈Bで「それっておかしんじゃない?!」という意味づけを行って、感情Cで怒ります。

①で説明した「自分が正しい」という思い込みが、解釈Bのもとになっていることもあり、怒る人は何かにつけて怒りを感じます。

常に怒りの意味づけをしてるので、怒りっぽいのです。

⑤怒らない人は怒りの感情に振り回されない

笑顔の女性

勘違いしないでほしいのは、怒らない人でも怒りの感情はあるんですよ。

ただ、その怒りの感情が一時的なもの…と分かっていて、支配されないだけなんです。

一時的なものなので、支配されなければ、いずれ怒りは去ります。

怒りのピークは6秒と言われていますが、怒らない人は、その時間が過ぎれば気持ちがおさまることもなんとなく分かってるんですね。

⑥怒る人は怒りに支配される

幻想的な女性

怒りっぽい人は、湧いてきた怒りをコントロールできずに、支配されてしまいます。

場所も考えずに怒鳴ってしまったり、ひどい言葉で相手を傷つけたり…。

怒りも時間がたてば必ずおさまるのですが、怒りっぽい人はそれが待てず、怒りのピークで一気に爆発させてしまいます。

⑦怒らない人は、社会脳と本能脳のバランスがとれている

以前ブログで紹介しましたが、人間には、「~しちゃダメ!」という理性と、「~したい!」という欲望があります。

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脳の前頭葉が社会脳と言われ、「~しちゃダメ!」と、欲望を抑える理性の役目をします。

反対に大脳辺縁系と呼ばれる本能脳という部位から、「~したい!」という欲望が湧き上がってきます。

この抑圧する社会脳と、爆発したい本能脳のバランスがとれていると、葛藤が少なくなって、ストレスを感じません。

「~したいけど、今はやめておこうかな」

「普段は~しないけど、今日は特別やっちゃおう!」

こんな感じで、怒らない人は、「~しちゃだめ!」「~したい!」という両方の気持ちが、うまく折り合いがついているんです。

⑧怒る人は、~しちゃだめ!という気持ちが強い

「~しちゃダメ!」という社会脳と、「~したい!」という本能脳のバランスが大切と言いましたが、これはブレーキとアクセルの関係に似ていますね。

ブレーキの社会脳とアクセルの本能脳。

この社会脳のブレーキが強烈すぎると、コントロールが不能になります。

考えていただければわかりますが、全力でブレーキとアクセルを踏み続けたら、どうなるでしょうか。

激しい摩擦が起こりますよね?

激しい摩擦(葛藤)が起きると、ブレーキが摩耗して擦り切れます。

ブレーキが壊れたら…アクセル全開、大暴走!!

暴走した時に出る感情が怒りです。

誰にでも「~したい!」という本能がありますが、それを過剰に押さえつけてしまうと、いずれブレーキが壊れて暴走してしまうのです。

⑨怒らない人は、過去の後悔・未来の心配をしない

腕を組んだ笑う男性

ネガティブな気持ちになる人の特徴ってご存知でしょうか?

ほとんどの人が

過去の後悔

未来の不安

この二つで頭がいっぱいになってるんです!

楽しいデートをしているときでも「今日のこの服装は失敗だったわ…」と後悔する女性。

子どもが趣味に没頭していると「この子の成績じゃ、将来いい職業につけないわ…」と心配するママ。

このようなネガティブな気持ちでいっぱいになると、気持ちに余裕がなくなるので、性格も怒りっぽくなっちゃうんですね。

でも怒らない人は、基本的にクヨクヨ悩みすぎません。

「自分の将来は不安だけど、今できることを精一杯やろう!」

「確かに貧乏かもしれないけど、家族といられて幸せだな。」

そんな素敵な考え方ができるんです。

過去を後悔しても、過去に戻ることはできませんし、未来はまだ未知数なので、今悩んでも仕方がないのです。

怒らない人は、「今目の前のことを楽しむ」「今できることをする」と、「今」に焦点が当たっているので、行動も思考もとってもシンプル。

シンプルなので脳もストレスを感じず、余裕があるんですよ。

⑩怒る人は、過去の後悔・未来の心配で心の余裕がない

怯える男性

一方、怒りっぽい人は、過去の後悔と未来の心配で頭がいっぱい!!

過去の後悔ばかりすると、失敗が怖くなります。

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未来の不安でいっぱいになると、焦りがでます。

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どちらを考えていても、大きなストレスがかかります。

藍

これ、すごくわかります~!

私も未来の不安が大きかったときは、子どもが「遊んで~!」と寄ってきても、「お母さんは忙しいんだから無理!」って余裕が無くて、仕事ばかりしてました…。

しかも悩みで頭がいっぱいになると、子どもがちょっとした失敗をしただけで「何やってるのよ~!!」って怒っちゃったり…。

陽コーチ
陽コーチ

ストレスで不安の感情が強くなると、感情の働きをつかさどる偏桃体の動きが活発になるよ。

偏桃体が活発になってしまうと、海馬の認知能力が弱くなってしまうんだ。

認知能力が弱くなると、選択する力が弱くなって、「怒らない」という選択ができなくなるんだよ。

ストレスで脳に余裕がなくなって、脳内でパニックを起こり、怒ってしまう…とイメージしてもらうと分かりやすいね。

この「過去を後悔する、未来を心配する」のは、思いクセの一つです。

クヨクヨと悩むことが、習慣になっちゃってるんですね。

ストレスが溜まってると感じる人、怒りっぽい人は、そんな思いクセがないか、振り返ってみてくださいね。

怒る人と怒らない人の決定的な差とは?!

怒らない人、怒りっぽい人の特徴を紹介しましたが、バ~っと見直すと、何かに気づきませんか?

実は、怒る人って、思い込みに強く囚われているんですね。

「~べき!」とこだわり、いつも「~しなきゃ!」と本能を抑えたり、自分の過去の失敗をクヨクヨ悩んだり…。

これらの思い込みは、脳に大きなストレスをかけます。

さらにこの思い込みの奥には、ある心理が隠されているんです…!

その心理が怒る人と怒らない人との間に、決定的な差を生んでいます。

それは

怒らない人=自分を許せる人

怒りっぽい人=自分を許せない人

なんです!

自分を許せないという人は、24時間、自分を自分で監視して裁き続けます。

yesとno

「私はなんで他の人みたいにちゃんとできないんだろう」

「あの時、ああしていればよかった」

「自分はなんで、いっつもこんな考え方しかできないのかな」

ボ~っとしている時も、人は数多くのことを考えます。

そのほとんどは無意識に湧き上がる思考ですが、怒りっぽい人はいつの間にか、自分を責める言葉・自分を卑下する言葉・自分を批評する言葉ばかりになっているんです。

毎日毎日、自分の思考と行動を検証して、ジャッジして、「ダメだった」と酷評する…。

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そしてダメな自分を許すことができない。

自分で自分を責め続けているので、心は常に満身創痍(ストレス)の状態。

そんな傷だらけで余裕がないと、ちょっとしたストレス(刺激)にも耐えられず、怒りは暴走します。

先ほど例で紹介した、赤ちゃんが電車の中で泣く…という出来事。

余裕がある人は、「赤ちゃんが泣いてるな~」で済みますが、全身傷だらけの人にとっては大きな刺激ですよね。

だから、「うるせー!!!」とキレちゃうんです。

自分で自分を許せない人は、他人にも厳しい目を向けてしまいます。

「私はこんなに自分を許せなくて傷つけているのに、あんたはなんでそんなに自由なのよ!」

「あなたの行為は許されないんだから!」

自分自身を許さないように、他人の行為もどんどん許せなくなってしまうのです。

でも怒りっぽい人のほうが幸せになれるという真実

笑顔の女性

でもね、怒りっぽい人もどうかガッカリしないでくださいね。

「確かに私は、いつも自分にダメ出ししてる…」

こんな思いを抱えている方は、実は怒らない人よりも幸せになる可能性が高いんです!!

大事なので、もう一回言いますね!

怒りっぽい人は、怒らない人よりも、幸せになる可能性が高いのです!

なぜ怒りっぽい人のほうが幸せになれるのか…その秘密を公開します。

自分を許すという感覚の実感が大きな幸せを生む!

祈る子ども

怒りっぽい人はどんな心理状態かというと、

☑思い込みが強い

☑ダメな自分を許せない

簡単に言えばこの二つでしたね。

いうなれば、この二つの思考が怒りっぽい人の標準装備。

しかし、怒らない人は

☑思い込みが少ない

☑ダメな自分も許せる

この二つが標準装備です。

怒らない人にとっては

「自分を許し」「思い込みにもとらわれない」←これが当たり前なんです。

陽コーチ
陽コーチ

藍さん、ちょっと想像してみて!

もし「自分を許せない!と常に思っている人」が、自分を許せたとき、どんな感情を抱くと思う?

藍

え~と…。

「自分を許していいんだ!」って嬉しくなりますかね…?

陽コーチ
陽コーチ

正解!

自分を許せない人が自分を許せたとき、この上ない喜びを感じるんだよ。

「自分を許していいんだ!」「今の自分でいいんだ!」「自分を許せるって、こんなに素晴らしいことなんだ…!!!」って強く強く、実感できるんだ!

自分を許せない人は、まるで

「この世にいることさえ罪」

「自分の存在そのものが許せない」

とまで無意識で感じています。

そんな自分を許せなかった人が、自分を許せたときに感じる感情は、まさにエクスタシー!!

胸が熱くなり、全身は鳥肌が立つくらいザワザワして、目から涙がこぼれる…。

鳥と手

喜びという言葉では言い表せないほどの感動です。

この特別な喜びの実感を得られるのは怒る人だけ。

だから、怒る人のほうが幸せになれるという、これは真実なのです。

藍
 なるほど…じゃあもともと自分を許せる人(怒らない人)は、許すって言うのは当たり前だから、大きな喜びは感じないんですね。
陽コーチ
陽コーチ

その通り!

怒らない人にとっては、当たり前のことだから、「自分を許す=喜び」にはならない。

自分を許すということは、「自分の存在を無条件に受け入れる」ということ。

それができなかった人が、初めて自分の存在を受け入れられた時の喜びは、何物にも代えがたいものなんだよ。

だから怒りっぽい人のほうが、より強く幸せが実感できるんだ!

人は当たり前のことには、幸せを感じないものです。

しかし、当たり前ではないものが手に入った瞬間、強い幸福感を感じます。

だから今自分を許せない人や思い込みが強くて怒りっぽい人も、自分を許せたとき・思い込みから解放されたときに、強い幸福感を感じることができるのです。

自分を許せない人は過去の全てが宝物になる

草原にいる女性

自分を許せない人は、自分の過去をまるで汚点のように考え、思い出すのも辛い…と感じます。

しかし、

自分を許せたとき、

思いこみから解放されたとき、

過去にあったそのすべての出来事が、「今この瞬間の喜びを感じるために必要だったこと」を実感できます。

実感できた瞬間に、過去の出来事が、すべて尊い宝物に変わるのです。

藍

私も、思い癖を一つ一つ手放して、自分を許せるようになった時、過去がすべて「尊い経験だった」と実感できたんです。

この実感を手に入れたときは、とめどなく涙があふれてきました。

それは辛い経験をしたからこそ、味わえた喜びだと思っているんですよ。

あなたは今、自分を恥ずかしい人間だと感じて、許せないでいますか?

また、何で自分はこんなに頑張っているのに、ほかの人みたいに幸せになれないのか…とお悩みですか?

そうだとしたら、あなたは幸せになれる権利を、十分に手にしているのです。

その幸せを実感するために必要なことはたった一つ。

このブログのワークを行いながら、あなたが持つ思い込みや自分を許せないという気持ちを、一つ一つ丁寧に手放していけばいいのです。

その先に言いようもない「喜びの実感と大きな幸せ」が待っていますから。

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